園子温監督おすすめ映画5選【あっぱれ!このキョーレツな映画たち】

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こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。

私は、昔から映画が大好きです。

今まで観てきた映画でかなりキョーレツな印象を持ったのが、園子温監督の作品「愛のむきだし」です。

タイトルもさることながら、内容も独特で237分という時間を感じさせないキョーレツな映画であることは間違いなしです。

まさに「あっぱれ!」という他ありません。

私は、この作品をきっかけに園子温監督の他の映画も観ましたが、どれもガツンとパンチをくらいました。

まず最初に園子温監督はどういう方なのかをご紹介したいと思います。

その後に、園子温監督の作品の中からおすすめ5選を皆さんにご紹介しようと思います。

園子温監督は、どういう人?

園子温監督は、どういう人でしょうか?

本名:園子温

出身:愛知県

最終学歴:法政大学

配偶者:神楽坂恵

経歴:8mm映画「俺が園子温だ」がぴあフィルムフェスティバル入選(1985年)。

16mm映画「自転車吐息」がベルリン映画祭正式招待のほか、30を越える映画祭で上映(1990年)。

『部屋』(1994年)で、サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。

2001年末には物議を呼んだ衝撃的な作品『自殺サークル』を公開。

2006年9月には自殺サークルの続編と言われている『紀子の食卓』を公開。

2009年「愛のむきだし」

2011年1月「冷たい熱帯魚」

2011年11月「恋の罪」

2012年1月「ヒミズ」

2012年10月「希望の国」

2013年9月「地獄でなぜ悪い」

毎年、コンスタントに作品を作り続けています。

最新は、2019年netflixで配信された「愛なき森で叫べ」となっています。

次に私が選んだ園子温監督のおすすめ5選をご紹介したいと思います。

園子温監督おすすめ映画5位:恋の罪

1997年に起こった実際の事件「東電OL殺人事件」をモチーフにした映画です。

陰惨な事件と日常とのバランスを保つために愛人を作る女刑事。

平凡な日常から性の快楽を知り、道を踏み外して堕ちてゆく作家の妻。

夜は娼婦として、昼は教壇に立つ大学助教授。

女刑事が、ある事件をきっかけに夜の街から消えた2人の女性の行方を追っていきます。

女のむき出しの欲望や愛憎を赤裸々に描き、思わず引き込まれてしまう作品です。

製作年:2011年

時間:144分

出演:水野美紀冨樫真神楽坂恵児島一哉二階堂智小林竜樹深水元基大方斐紗子津田寛治

見どころ:3人の女性、水野美紀(踊る大捜査線シリーズ)、冨樫真(凍える鏡)、神楽坂恵(冷たい熱帯魚)の体当たりの演技に圧倒され、目を見張るものがありました。

3人の迫真の演技を引き出した園子温監督の手腕には、ただただ脱帽のみです。

園子温監督おすすめ映画4位:ヒミズ

古谷実原作の人気漫画『ヒミズ』を映画化した衝撃的な映画です。

平凡に生きたいと思う若者が、クズな親のために生活が激変していきます。

この作品は、第68回ベネチア国際映画祭(2011年)で、染谷翔太と二階堂ふみ2人が新人俳優賞を受賞しています。

東日本大震災の傷跡も絡めながら、弱者が破滅的な悲劇で終わらず、希望の光も与えてくれた作品となっています。

製作年:2011年

時間:129分

出演染谷翔太二階堂ふみ渡辺哲吹越満神楽坂恵光石研渡辺真起子黒沢あすかでんでん村上淳窪塚洋介吉高由里子西島隆弘

見どころ:まず、出演者が園子温監督の作品で常連の役者さんばかりです。

そして染谷翔太と二階堂ふみの体の中から情熱がほとばしるような体当たり的な演技が光っていました。

この2人の演技力があってこその『ヒミズ』だと思います。

ちなみにヒミズとは、モグラに似た動物のようです。

園子温監督おすすめ映画3位:紀子の食卓

2002年に製作された『自殺サークル』の続編です。

但し、単体でも十分に鑑賞できる内容になっています。

家族との関係に違和感を持った紀子は、「廃墟ドットコム」というサイトにのめりこみ、家出します。

サイトの主催者ミツコに誘われてレンタル家族の一員として活動を始めますが、紀子を心配した妹のユカが紀子を追ってきます。

2人の娘がいなくなり母親が自殺、父親は2人の娘の消息を追います。

製作年:2005年

時間:159分

出演:吹石一恵つぐみ吉高由里子光石研並木史朗宮田早苗三津谷葉子渡辺奈緒子

見どころ:2人の娘を追って、真相に迫る父親役をベテラン光石研が熱演しています。

この映画は、第40回カルロヴィヴァリ国際映画祭で日本人初の特別賞賛賞と国際シネクラブ連盟ドン・キホーテ賞のW受賞を果たしました。

園子温監督おすすめ映画2位:冷たい熱帯魚

この映画は、埼玉愛犬家連続殺人事件をモチーフにした作品です。

殺人鬼との出会いにより内なる狂気に覚醒してゆく人間の業を描いたものですが、この映画を観た後に、しばらくお肉屋さんには行けませんでした。

第35回日本アカデミー賞(2012年)で殺人鬼役のでんでんが、助演男優賞を受賞しました。

製作年:2010年

時間:146分

出演吹越満でんでん黒沢あすか神楽坂恵梶原ひかり渡辺哲ペ・ジョンミョン

見どころ:殺人鬼役のでんでんの怪演が見どころの一つです。

明るく前向きでニコニコしながら、やっていることや考え方が常軌を逸し、邪鬼に取りつかれた悪魔のような人間を見事に演じています。

そして、吹越満演じるひ弱な社本が「先輩を乗り越えたぞ」ばかりの最後のシーン。

エロやグロもあるこの映画ですが、気持ち悪いだけではない人間の奥深さを描いた見ごたえたっぷりな作品になっていることは間違いありません。

園子温監督おすすめ映画1位:愛のむきだし

園子温監督といえば、「愛のむきだし」。

この作品を観て、園子温監督の作品に興味を持ち始めました。

実話に基づいている・・・ということですが、監督が知り合った「盗撮のプロ」の実話を基に、監督自身の体験や取材を組み込んでいるとのことです。

ユウ(西島隆弘)は、ある時から神父の父親(渡部篤郎)に懺悔を強要され、懺悔するために罪を犯していくのですが、それがエスカレートし、プロの盗撮魔になっていきます。

そんな時にヨーコ(満島ひかり)と運命的な出会いをするのですが・・・。

製作年:2008年

時間:237分

出演:西島隆弘満島ひかり安藤サクラ尾上寛之中村麻美渡辺真起子渡部篤郎

見どころ:この映画が初主演となるAAA(トリプルA)の西島隆弘ですが、彼が起用されたのは、監督曰く「女装が似合い、アクションのキレが良い」という理由からだそうです。

第59回ベルリン映画祭では、「カリガリ賞」を受賞。もう一つ、外部組織の中でも権威ある賞「国際批評家連盟賞」を受賞しました。

この映画で、満島ひかりや安藤サクラ、児島一哉などが役者として大きく羽ばたいています。

まとめ

いかがでしたか?

園子温監督は、もともと父親が大学教授で厳格な家庭で育った反動で17歳の時に家を飛び出しています。

その後、漫画家を目指したり、年間何百本もの映画を観たり本を読みあさり、映像の道へ進んでいます。

園作品は、1つ1つが重く、ヘビーでお腹がいっぱいになりそうな見ごたえたっぷりな映画ばかりで、観る者にキョーレツな印象を残し、賛否両論を巻き起こすこともたびたびありました

でも、いろいろな感情や感想が沸き上がること自体、その映画はすでに素晴らしい作品ではないかと思います。

これからも、園子温監督の作品を楽しみに観ていきたいと思います。

 

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