
こんにちは、映画マニアのゆっちゃんです。
こんにちは、映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。
「切ない映画が観たい」
「ただ泣けるだけじゃなく、心に残る邦画を探している」
そんな方におすすめしたいのが、流浪の月です。
正直、この映画は気軽に観られる作品ではありません。
観ている途中で苦しくなる場面もありますし、世間の“普通”という価値観にモヤモヤする瞬間もあります。
でも、観終わったあとに強く感じたのは
「人は簡単に他人を決めつけてしまう怖さ」でした。
静かな作品なのに、観終わったあと何日も心に残る一本です。
1)作品基本情報
- 公開年:2022年
- 上映時間:150分
- 監督:李相日
- 原作:凪良ゆう『流浪の月』
- 出演者:広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- トリビア:原作小説は2020年本屋大賞を受賞し、大きな話題になりました。
2)あらすじ(ネタバレなし)
高校生の更紗(広瀬すず)は、幼い頃に“誘拐事件の被害者”として世間から注目を浴びた過去を抱えています。
小学生だった更紗は、家に居場所を感じられず、雨の公園でひとり座っていました。
そこで出会ったのが大学生の文(松坂桃李)でした。
文は更紗を自宅に連れて帰ります。
世間から見れば、それは“誘拐事件”として大きく報道される出来事でした。
しかし、更紗にとって文と過ごした時間は、誰にも理解されない特別なものでした。
それから15年後。
更紗は恋人の亮(横浜流星)と同棲しながら働いていましたが、過去の出来事は今も彼女の人生に影を落としています。
文も、寄り添ってくれるあゆみと静かな日々を送っていました。
周囲は「あの事件はかわいそうだった」と決めつけますが、更紗自身の気持ちは誰にも理解されません。
一方、文もまた静かに暮らしていました。
そしてある出来事をきっかけに、再び2人の人生が交わっていきます。
世間が決めた“被害者”と“加害者”。
本当にそれだけで片づけていいのか。
この映画は、簡単に白黒つけられない人間の感情を丁寧に描いていきます。
派手な展開がある作品ではありません。
ですが、登場人物の心の傷や孤独が少しずつ見えてくることで、気づけば深く物語に引き込まれていました。
3)見どころ
① “普通”という価値観の怖さ
この映画を観ていて一番苦しかったのは、世間の決めつけでした。
事情を知らない人たちが勝手に善悪を決めていく姿が、とてもリアルなんです。
自分も無意識に誰かを決めつけていないか考えさせられました。
② 広瀬すずと松坂桃李の繊細な演技
広瀬すずの表情の演技が本当に素晴らしいです。
言葉にできない苦しさが伝わってきました。
そして松坂桃李の静かな存在感も印象的です。
多くを語らないからこそ、感情が伝わってきます。
③ 静かな映像美と余韻
派手な音楽で感情を煽る作品ではありません。
静かな映像と空気感が、よりリアルな痛みを感じさせます。
観終わったあとも、しばらく余韻が消えませんでした。
4)こんな人におすすめ
- 心に残る邦画が観たい人
- 重めのヒューマンドラマが好きな人
- 月やロストケアが刺さった人
- 考えさせられる映画が好きな人
5)ゆっちゃんのひとこと
正直、この映画は面白かった!」と軽く言える作品ではありませんでした。
観ていて苦しいです。
登場人物たちが抱えている孤独があまりにも深くて、胸が締めつけられました。
更紗、文、亮、あゆみ、4人とも苦しい想いを胸にもがいている姿が痛々しいです。
でも、目を離さずにはいられない空気感を感じました。
すばらしい役者の「間」の演技力に圧倒。
また、横浜流星の止めることのできない自分の気持ちのぶつけ方に泣けてきました。
私は、この映画を観てよかったと思っています。
世の中って、わかりやすい言葉が好きですよね。
被害者、加害者、普通、異常。
でも本当の人間の感情って、そんな簡単に分類できないものだと思います。
流浪の月は、その“言葉にできない感情”をとても丁寧に描いていました。
全員におすすめできる作品ではないかもしれません。
ただ、観終わったあとに何かが心に残る映画を探しているなら、かなり刺さる作品ではないでしょうか。
私はエンドロールが流れたあと、すぐに立ち上がれませんでした。
それくらい、静かに心を揺さぶられる映画でした。
6)視聴方法
現在、配信状況は変更される場合があります。
AmazonプライムやU-NEXTで配信されている場合があるので、最新情報をチェックしてみてくださいね。
※本作品の配信情報は変更される場合があります。最新の配信状況は各サービス公式サイトをご確認ください。
7)関連作品
8)まとめ
流浪の月は、観る人によって評価が分かれる作品かもしれません。
テーマも重く、決して気楽に観られる映画ではありません。
ですが、だからこそ心に深く残ります。
「人は見えているものだけで判断してしまう」
そんな当たり前だけど怖い現実を、この映画は静かに突きつけてきます。
泣ける映画を探している人には少し違うかもしれません。
でも、観終わったあとに何かを考え続ける映画が好きなら、きっと刺さるはずです。
休日に軽い気持ちで観るというより、しっかり映画と向き合いたい日におすすめしたい一本ですね。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。



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