こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。
私は、昔から映画が大好きです。
この作品は、アメリカのアカデミー賞の候補作品として、予告編を見た時に、「少年がカワイイ!」と、キュンキュンしてしまったので、絶対に見に行こうと思っていました。
この映画は、10歳の子供の視点からみたナチスとユダヤ人の世界をブラックユーモアたっぷりに描いています。
今回は、ネタバレ含んじゃいますが、ジョジョ・ラビットのあらすじと感想をご紹介しますね。
製作年:2019年
時間:109分
監督:タイカ・ワイティティ
出演:ローマン・グリフィン・デイビス、トーマシン・マッケンジー、タイカ・ワイティティ、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、スティーブン・マーチャント、レベル・ウィルソン等
賞:第92回アカデミー賞(2020)の脚色賞受賞
1)ジョジョ・ラビットのあらすじとネタバレ
最初にジョジョ・ラビットのあらすじをご紹介しますね。
ネタバレ含みますので、ご注意くださいね。
10歳のジョジョは、ヒトラーユーゲントの合宿に参加します。
とても厳しい訓練で疲れ果ててしまいますが、ジョジョにはいつも空想上の友達「アドルフ・ヒトラー」が近くで励ましてくれるのです。
ある日、上官からウサギを殺せと命令されますが、とても殺すことができず、その時についた不名誉なあだ名が「ジョジョラビット」。
落ち込んでいるジョジョをアドルフや実在の友達ヨーキーが励まします。
そして、気を取り戻して、はりきって訓練に臨むのですが、はりきりすぎて、手榴弾の投擲訓練に失敗し、大けがしてしまいます。
ジョジョの優しい母親ロージーがユーゲントの事務局へ抗議に行きます。
そして、ケガが完治するまでクレンチェンドルフ大尉のもとで体に無理のない仕事をすることになったのです。
ある日、ジョジョは自分の家の隠し扉を見つけ、そこに見知らぬ女の子がいたので、びっくりしてしまいます。
彼女は、ジョジョの母親ロージーに招かれてここで身を潜めていたユダヤ人のエルサです。
エルサは「通報すれば私の協力者だと言うわ。全員死刑よ」とジョジョを脅すのでした。
ジョジョは、エルサにユダヤ人の秘密を全部聞き出し、本にするというアイディアを思いつきました。
それ以来、エルサからユダヤ人のことをいろいろと知ることとなります。
ジョジョは、とてもピュアで何でも信じてしまう男の子です。
エルサの「ユダヤ人とはこうだ」という説明に引き込まれていき、今まで教わってきたことと違うことに気づいていきます。
ある日、秘密警察のディエルツ大尉が部下と共にジョジョの家へ家宅捜索にやってきます。
エルサが堂々と現れて、ジョジョの亡くなった姉インゲに成りすましてその場はなんとか切り抜けることができました。
後日、なんとジョジョの母親ロージーは、広場で絞首刑にされてしまい、ジョジョは失意のどん底に陥ります。
ドイツ劣勢の中、ヒトラーユーゲントの少年たちは、手りゅう弾やライフルを持たされ敵陣へ飛び込むように指示され、そのままあどけない様子で飛び込んでいきます。
捕虜として捕まったジョジョの指導官のクレンツェンドル大尉は、近づいてきたジョジョを「このユダヤ野郎!」と突き放し、逃がし、自分は銃殺されてしまいます。
部屋に隠れていたエルサは、戻ってきたジョジョに外の状況を聞きますが、エルサが去っていくのを恐れたジョジョは、ドイツが勝ったと嘘をつきます。
ジョジョは、エルサを愛していると伝えますがエルサは「弟として愛している」と返します。
エルサを表に連れ出したジョジョ。
ふたりは見つめ合い、ゆっくり踊り出しました。
2)ジョジョ・ラビットの予告編
映画を観る前に1度、ジョジョ・ラビットの予告編をご覧ください。
可愛いジョジョを観たらきっとすぐにでも本編を観に行きたくなりますよ!
3)ジョジョ・ラビットの感想と評価
ジョジョ・ラビットの感想と評価は下記にとおりです。
満足度4.5★★★★☆(また観たい映画)
とにかくジョジョがカワイイ!
テーマは重いのですが、ブラックユーモア的な表現で涙を笑いに変えてくれます。
空想の友達アドルフとジョジョが一緒に手りゅう弾の投下訓練しているシーンは、恐ろしい訓練なのに笑ってしまいました。
また、後半にナチス秘密警察がジョジョの家にやってきますが、一人が「ハイルヒトラー」というと、全員が一人ずつ「ハイルヒトラー」を繰り返すシーンも皮肉っていますよね。
子供たちは純粋です。
教えられたことをそのまま信じて突き進みます。
目の前で多くの人たちが手りゅう弾持って死んでいるところを見ても、子供たちは、上官のミス・ラームに手りゅう弾を手渡されて「はい、これ持ってあっち行けぇ」と言われれば、あたふたしながら授業の一環のように突っ込んでいきます。
この、言われるがままにあどけない様子で少年たちが敵陣へ突っ込んでいくシーンは、恐ろしくて悲しくて涙が止まりませんでした。
この映画を見て、思い出した映画があります。
「縞模様のパジャマの少年」という2008年公開されたイギリス・アメリカ合作映画です。
この映画も純粋な子供が出てきますが、こちらはどうしようもなく心に重い鉛がのしかかるような悲劇で、何とも言えない印象を持ちました。
戦争をテーマにした映画は、結局のところ国家に利用された市民たちが意に反して相手の命を奪う仕事に疑問を呈して、抵抗していくか、または何も感じずに国家に忠実に従うかに分かれて、そのジレンマに苦しむ物語がほとんどだと思います。
何といっても、人が死ぬんです。
この世から消えて無くなってしまうんです。
純粋な子供たちには、未来に希望をもって戦争のない平和な世界を生きてほしいと願わずにはいられません。
そんなことをこの映画を見て考えさせられました。
4)ジョジョ・ラビットの評判や口コミ
SNSで取り上げられているジョジョ・ラビットの評判や口コミを紹介しますね。
ジョジョ・ラビット✨
こんなにまた観たい!と思う戦争映画に出会えたのは初めてかも…。戦争がテーマだけど、色んな事が起こる現代で、まさしく”愛は最強”と感じさせてくれる🕺教えられてきた事が全て正しい、というわけではないのかも…とも感じた。
魅力的な人ばかり…ジョジョとヨーキー癒された😊 pic.twitter.com/fXiatTuMXZ— カール ( •̀∀•́ )✧ (@tyya4x) June 25, 2020
【ジョジョ・ラビット】
こんなにも茶目っ気たっぷりの明るい色彩でナチス映画が描かれているとは思わなかった。
ジョジョの心との対比があまりにも悲しく残酷。
10歳の瞳に映るナチスへの憧れ、無垢ゆえの崇拝するべきの対象の危うさに気丈なママの心の温かさが伝わる。
キャプテン・K最高!泣いた😢 pic.twitter.com/7ASK2gJz1s— 新ジョン子🐧移行期間中✩.*˚ゾンビーバー部人事異動課 (@jhon_jhon_mov) June 23, 2020
「ジョジョ・ラビット」
やっと観た!!笑
期待してた分今までほぼレビューは読まずにきたので新ジャンルの戦争映画に驚かされました
重いテーマなのにコミカルで辛いシーンすら繰り返し観たくなる個人的にはママとクレンツェンドルフ大尉が好きです
でもみんなキャラがいい😭 pic.twitter.com/ZcEngNWhdm— Neeko (@ku2movie) June 23, 2020
5)まとめ
いかがでしたか?
ネタバレ含んじゃいましたが、ジョジョ・ラビットのあらすじと感想をご紹介しました。
ナチスとユダヤという重いテーマを映画化した作品ですが、少年がカワイイし、コミカルな雰囲気で癒されるシーンも多く、また観てみたい作品です。
監督のタイカ・ワイティティ自身が、アドルフ・ヒトラーを演じでいるところも面白く、楽しませてくれましたし、ジョジョの友達のヨーキーも癒しキャラで良い味出していました。
スカーレット・ヨハンソンやサム・ロックウェルといった豪華俳優も脇を固め、作品のクオリティを上げています。
そして、最後に流れるデビッド・ボウイの「ヒーローズ」のドイツ語バージョン。
このエンディングのチョイスは、ナイスです!!
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