【ネタバレ】見ごたえ十分!パラサイト半地下の家族のあらすじと感想

韓国映画

こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。

私は、昔から映画が大好きです。

今年は、「パラサイト半地下の家族」が、韓国映画として史上初、カンヌ映画祭の最高賞「パルムドール」、アメリカのアカデミー賞の作品賞、監督賞を受賞するという快挙を成し遂げました。

私も観ましたが、見ごたえ十分の作品となっています。

もともと、主役のソン・ガンホは、「シュリ」「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物」など、ヒット作に出演していて、良い役者だと思っていたので、観よう観ようとは思っていました。

最初は、コメディタッチで面白おかしく笑えるシーンも多かったのですが、後半は、ドキドキハラハラし、絶望的なこととなり、ラストは、かなりの余韻を残す映画となっています。

今回は、見ごたえ十分のパラサイト半地下の家族のネタバレ含んじゃいますが、あらすじと感想をご紹介しますね。

製作年:2019年

時間:132分

監督ポン・ジュノ

出演ソン・ガンホイ・ソンギュンチョ・ヨジョンチェ・ウシクパク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン

受賞:第92回アカデミー賞(2019年)作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞受賞。第77回ゴールデングローブ賞(同年)最優秀外国語映画賞受賞

1)パラサイト半地下の家族のあらすじとネタバレ

最初に、パラサイト半地下の家族のあらすじをご紹介します。

ネタバレ含みますので、ご注意くださいね。

全員無職のキム一家は、貧困地区の汚いアパートの半地下で暮らす4人家族です。

楽天的な父ギテク、元ハンマー投げ選手の母チュンスクは、気が強いんです。

息子ギウは、浪人生として大学を目指していました。

娘ギジョンは、美大を目指しているがうまくいかず、予備校に通うお金もありません。

4人で内職をしながら毎日をしのいでいる状況でした。

ある日、ギウは、お金持ちで一流大学に通う友人ミニョクがアパートに遊びに来て、富をもたらすとの言い伝えがある岩をかたどった置物「山水景石」をプレゼントされました。

その後、ギウはミニョクから、「自分が留学中の間、女子高生の家庭教師をしてもらえないか」と頼まれます。

学歴はないけど、受験経験が豊富なギウは、給与が良い為、引き受けることにしました。

ギウはパソコンが得意な妹のギジョンに名門大学の入学在籍証明書を偽造してもらい、パク一家で家庭教師として働くことにしました。

その女子高生の家は、高台の大豪邸で、IT企業社長のパク一家の自宅です。

パク一家には、社長のドンイク、美しい妻のヨンギョ、娘のダヘと息子のダソンがいました。

優しくて落ち着いたギウは、すっかり若くて美しい奥様ヨンギョ、娘のダヘに気に入られました。

ギウは、ダソンが絵を習いたがっているのを知り、良い美術教師がいますよ、とヨンギョに妹のギジョンを紹介します。

しばらくすると、今度は、ギジョンが一計を案じ、パク一家の運転手を解雇させ、自分の父親ギテクを紹介しました。

そして、次に母親のチュンスクを家政婦として呼び込めないか、ギテク、ギジョン、ギウは考えます。

家政婦のムングァンを結核だと思わせるように画策し、何とか解雇に持ち込むことに成功し、チュンスクは家政婦として入り込むことができました。

これで4人家族全員が、仕事を得ることができたわけです。

ある日、パク一家がキャンプに出発したため、キム一家は、豪邸の中で飲んだり食べたり好き放題に過ごしていました。

そんな時に解雇されたムングァンが忘れ物をしたと雨の中やってきます。

そして、地下へと入っていくのでした。

実は、この豪邸の地下は北朝鮮からのミサイル攻撃に備えて地下シェルターになっていたのです。

ムングァンは、パク一家に内緒で借金に追われている夫のグンセを地下に住まわせていたのでした。

チュンスクにバレてしまった為、ムングァンは内緒にしてほしいと懇願しますが、その話を聞いていたキム一家が階段から落ちてきたため、4人が家族であることがムングァンにバレてしまいました。

今度は、ムングァンが、キム一家を脅すのですが、その時、パク一家から電話があり、雨の為キャンプは中断して帰ってくるとのこと。

キム一家は焦って急いで、ムングァンとグンセを縛り地下へ閉じ込めてしまいました。

パク一家が帰ってきた時に、ギテク、ギウ、ギジョンは、黙ってテーブルの下でじっと隠れていました。

翌日、ダソンの誕生日パーティが開かれました。

ギテク、チュンスク、ギウ、ギジョンは、何事もなかったように手伝います。

しかし、地下に閉じ込めたムングァン夫妻が気になったギウは、地下に様子を見に行ったところ、グンセに山水景石で頭を殴られ、大量の血を流して意識を失ってしまいます。

地下室から地上へ出たグンセは、狂ったように包丁を手に取り、まずギジョンを刺します。

それを見たダソンは失神、チュンスクは串でグンセを刺し殺します。

パク・ドンイクがダソンを病院に連れて行こうとした時に、ギテクの臭いで後ずさりしてしまいます。

その時、ギテクは、さげすまされたと感じ衝動的にドンイクを殺してしまい、そのまま行方をくらましてしまいました。

数週間後、一命を取り留めたギウは母チュンスクと共に執行猶予付きの有罪判決を受けました。

ギジョンは死亡し、パク家は豪邸を手放し、去っていきました。

しばらくたってから、その豪邸の電灯がモールス信号を発していることに気づいたギウは、父ギテクがずっとそこの地下で生きているのだと確信しました。

そして、いつか自分がこの豪邸を買ってギテクを救い出すんだと決意するのでした。

2)パラサイト半地下の家族の予告編

映画を観る前に1度、パラサイト半地下の家族の予告編をご覧ください。

きっと、早く映画が観たい!って思うこと間違いなしです。

3)パラサイト半地下の家族を観た感想と評価

パラサイト半地下の家族を観た感想と評価は下記のとおりです。

満足度4.5★★★★☆(人に勧めたくなる映画)

この映画を見てまず感じたのは、育ちのニオイというのは女性よりも男性の方が敏感なのだろうか? ということです。

無頓着な妻ヨンギョや娘のダヘは、最初気づきませんが、IT企業社長のドンイクと息子のダソンは、「ニオイ」に敏感です。

そして、そのことに対してギテクは、最初のうちはジッと我慢しています。

途中からの驚愕の事実に驚かされ、そこからのジェットコースターのような勢いで話は進んでいき、私は映画の中に引きずり込まれました。

画面を食い入るように見つめ、次はどうなるのか? 期待せずにはいられませんでした。

エンタメ要素だけでなく、韓国が抱えている貧富の差などの社会問題にも切り込んだクオリティの高い作品になっていると思います。

この映画がアメリカのアカデミー賞作品賞、そしてカンヌ映画祭のパルムドールを受賞したのもうなずけます。

4)パラサイト半地下の家族の評判や口コミ

SNSなどで取り上げられているパラサイト半地下の家族の評判や口コミをご紹介しますね。

5)まとめ

いかがですか?

見ごたえ十分のパラサイト半地下の家族のあらすじと感想を、ネタバレ含んじゃいましたがご紹介しました。

住んでいる環境が高台か下水の臭いのする半地下かで、考え方や感じ方が違ってくるんだなと感じました。

半地下に住んでいたキム一家が、高台のパク一家の家に入り込み仕事をし、一緒に過ごしていても「違い」があると感じるのは、「におい」なんですね。

それを一番幼い純粋なダソンがいち早く感じるところは皮肉でした。

ギテクが同じ土俵で会話したり交流したいと思っても、パク・ドンヨクは、それを許さず一線を越えさせません。

これは決して埋めることのできないものなのでしょうか?

日本でも貧しい家庭を題材にした映画はありますが、「におい」を含めたここまでの現在の格差社会を表した作品は思い当たりません。

しかしながら、アジアで初めてのアカデミー賞作品賞!

これは、本当にすごいことです。

日本映画も負けずに良い作品を作っていってほしいですね。

 

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