こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。
私の大好きな映画には、たいていロバート・デ・ニーロが出演しています。
特にギャング映画では、「ゴッドファーザーⅡ」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「ヒート」など渋くてカッコいい場面が散りばめられていますね。
逆に優しいじいじのような役もこなしていて、若い女性のサポート役として奮闘する「マイ・インターン」などでは、全く違ったデ・ニーロを堪能することができます。
今回は、このどんな役でもこなしてしまうロバート・デ・ニーロについてレビューしたいと思います。
本当にたくさんの作品に出演している渋くてかっこいいデ・ニーロですが、私の好きなおすすめ作品を10選ご紹介したいと思います。
御興味のある作品がありましたら、ぜひご覧くださいね。
ロバート・デ・ニーロってどんな人?
まずは、ロバート・デ・ニーロってどんな人なのかをご紹介しますね。
生年月日:1943年8月17日
出生地:ニューヨーク
配偶者:ダイアン・アボット(1976年~1988年)、グレイス・ハイタワー(1997年~)
※グレイスとは、1998年に破局していたそうですが、2004年に復縁。
しかしながら、その後うまくいかず2018年に破局したそうです。
※結婚は2回ですが、お付き合いをしていた女性は多く、ユマ・サーマン、アシュレイ・ジャッド、ナオミ・キャンベル等まぁ豪華ですね。
そして、本命の彼女がいた時に、外の女性との間に体外受精で双子の男児を授かったそうです。
お子さん:6人(ダイアン・アボットとの間に2人女児、モデルのトウキー・スミスとの間に双子の男児、グレイス・ハイタワーとの間に男児と女児)
キャリア:1973年頃からマーチン・スコセッシ監督と長くタッグを組んでいて、「ミーンストリート」「タクシードライバー」「レイジング・ブル」「グッドフェローズ」「ケープフィアー」「カジノ」「アイリッシュマン」等に主演として活躍しています。
デ・ニーロの徹底した役作りは、「デ・ニーロ アプローチ」と呼ばれ、役になりきるための必死の努力が有名ですね。
例えば、「ゴッドファーザーⅡ」では、実際にシチリアまで行き、シチリア訛りのイタリア語を覚え、マーロン・ブランドのしゃがれ声をまねるために必死のトレーニングを重ねたそうです。
「レイジング・ブル」では、身体を鍛えたボクサー役を演じ、後半の老人役を演じるために体重20キロ増やしたそうです!
すごい役者魂!ですよね。
受賞歴:アカデミー賞・ゴールデングローブ賞(1975年)助演男優賞受賞(ゴッドファーザーⅡ)
アカデミー賞(1981年)主演男優賞受賞(レイジング・ブル)
セシル・B・デミル賞(2011年)生涯功労賞
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:タクシー・ドライバー
まずは、デ・ニーロの出世作の一つ「タクシー・ドライバー」についてご紹介しますね。
製作年:1976年
時間:114分
監督:マーチン・スコセッシ
出演者:ロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォースター、アルバート・ブルックス、ハーベイ・カイテル、シビル・シェパード等
見どころ:ベトナム帰還兵がニューヨークで得たタクシードライバーという仕事。
不眠症に悩まされながら世の中の退廃ぶりに嫌悪感いっぱいでした。
この作品では、デ・ニーロの変質的な役やジョディ・フォスターのロリータ的な美しさが際立つ作品です。
カンヌ国際映画祭(1976年)でパルムドール賞受賞。
映画音楽の巨匠バーナード・ハーマンの遺作になった作品でもあります。
この作品の中でポルノ映画館の売店の売り子を演じたダイアン・アボットは、デ・ニーロの元奥様です(1988年キング・オブ・コメディでも共演)。
一言感想:若いデ・ニーロのストーカーぶりや自己顕示欲の強さなど、観ていて危ない奴だと思わせるような役でしたね。
やっと好きな女性とデートできたのにポルノ映画館に行ってしまうという空気の読めなさも笑いました。
渋いハーベイ・カイテルがチンピラのポン引き役をしているのにちょっと驚き。
街並みもとても危険なにおいがプンプンしていて、BGMのサックスがピッタリ!
クリストファー・ノーラン監督のバットマンの世界観に通ずるものがあり、とても大好きな風景です。
【タクシードライバー】
1976年・米
孤独なタクシードライバーの姿を通してニューヨークの闇をあぶり出す傑作サスペンスドラマ!
改めて思った、ロバート・デ・ニーロはほんまに魅力的な俳優やわ。
娼婦役のジョディ・フォスター
(当時13歳)も小悪魔ぶりを見事に演じていた。 pic.twitter.com/O9qJUh1g8E— コージ@映画&読書 (@zQcGVnJDVivkSM3) October 18, 2022
映画「タクシードライバー」ラストシーンは主人公の妄想!? 孤独なテロリストを描いた問題作<あらすじ 考察 解説 評価> https://t.co/DI2JLkts6P
— さりパ (@mtmr8469) October 13, 2022
引用元:Sony Pictures Home Entertainment
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:ゴッドファーザーPARTⅡ
次にアカデミー賞で助演男優賞を受賞した「ゴッドファーザーPARTⅡ」をご紹介しますね。
製作年:1974年
時間:202分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:アル・パチーノ、ロバート・デュバル、ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ、タリア・シャイア、ジョン・カザール、マリアンナ・ヒル等
見どころ:ギャング映画の不朽の名作といえば、この「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーPARTⅡ」ですね。
デ・ニーロは、「ゴッドファーザー」でマイケル役やソニー役に応募していたらしいのですが、イメージが合わず選ばれませんでした。
しかし、コッポラ監督は、彼の「ミーンストリート」を見て、是非にとこのPARTⅡの若きビトー役に抜擢したそうです。
この役を全うするためにデ・ニーロは徹底した役作りに専念し、アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
この作品は、11部門ノミネートされ、6部門受賞という大きく評価された映画なんですよね。
一言感想:若きビトー役のデ・ニーロがとてもカッコいいです。
ビトーの貧しい中でも困った人たちに手を貸し、だんだんゴッドファーザーへとのし上がっていく姿の中に「義理と人情」的なものを感じました。
その一方で息子マイケル(アル・パチーノ)がシビアにのし上がっていく姿は、悲哀と孤独を醸し出していましたね。
1代目2代目のタイプの違うゴッドファーザーの生きざまは、とても見ごたえがあり、引き込まれるものがありました。
1974
『ゴッドファーザーⅡ』父ビトはどんな時も良き夫
良き父だったけど…マイケ
ルは…作り上げた者と引き
継ぐ者✶生きて来た時代で
差がついてしまうのかな(!?)デ・ニーロの男前振りな役
が際立ってた(ღ*ˇ ˇ*)。o♡
回想シーンすんごく良い♪#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/MYOIwEt4D0— みらい (@Miraino2ituka3) October 30, 2021
昨日ゴッドファーザーⅡ観たら、デ・ニーロさんがかっこよすぎて!
自分が見た中でいちばんかもしれない
前作のマーロン・ブランドさんのビトがもつ風格を若返らせた感じがすごいと思った…! pic.twitter.com/LIHvnq8kQQ— りーん 。 (@riiin145k) September 20, 2018
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
次に私のイチオシのギャング映画、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」をご紹介しますね。
製作年:1984年
時間:205分
監督:セルジオ・レオーネ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガバン、ジョー・ペシ、バート・ヤング、ウイリアム・フォーサイス等
見どころ:セルジオ・レオーネ監督の遺作にして代表作となった作品です。
ユダヤ系移民の子供時代から大人にかけてのギャングの栄光と裏切りを描いた大抒情詩。
1984年のカンヌ映画祭では、15分間のスタンディンオベーションを受け大絶賛されました。
205分という長さが興行的にうまくいかないと考えたアメリカで90分の短縮版を公開し、かなりの非難を浴びたそうです。
また、エンニオ・モリコーネのパンフルートの寂しげな音色が映画をさらに盛り上げています。
初回劇場公開では、144分だったのが、2014年ニューヨーク映画祭でエクステンデッド版として251分公開されました。
一言感想:映画の主役は役者・ストーリー、そして音楽が大きな要素を占めていると思っています。
この映画のちびっこギャング時代の彼らがセピア色の街を闊歩しているシーンや敵に追われて逃げまどうシーンに流れるパンフルートの悲しげな音楽が頭から離れません。
少年時代・青年時代・老年時代とあちこちシーンが飛び、わかりにくい部分もありますが、一番考えてしまったのはラストシーンです。
あのデ・ニーロの最後の笑みは何だったのでしょうか?
アヘンで頭がやられてしまったのか?
それとも夢の中なのか?
昔の良き友との幸せな日々を思いめぐらして、現実逃避して微笑んでしまったのでしょうか?
このシーンは、観る人のいろいろな想い次第なのかなと感じました。
たまに無性に観たくなる作品には違いありませんね。
貸切の高級レストランのシーンがとっても素敵。音楽はモリコーネ、裏社会の男ヌードルはデ・ニーロ、デボラはジェニファー・コネリーからエリザベス・マクガバン。バイオレンスとロマンス、ラストも絶妙です。お気に入りの映画。4時間弱 #ワンスアポンアタイムインアメリカ https://t.co/keW2ajs56W pic.twitter.com/rwXWFQU8rk
— 令子 (@reikochan0904) December 18, 2021
#ワンスアポンアタイムインアメリカ
1920年代NYユダヤ系移民の親友
ヌードルスとマックスは
ギャングになり
禁酒法を利用した犯罪で儲けるが法の終演で立ち行かなくなり
ヌードルスが止める中
マックスは全米一の警備の
連邦準備銀行を襲撃するが…見応えある男達の光と影#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/7M1l9Djncy
— nori (@norify) June 26, 2021
#好きな曲を貼って寝る
金曜日 お疲れさま
佳い夜を
Cavatina John Williams best-ever performance (live on TV)
(映画 ディアハンターThema曲)シリアスな内容…でもこの曲の様な美しいシーンも印象的な映画だった。
See you tomorrow https://t.co/k0oqLxuvis pic.twitter.com/kJriaeBCUy
— jackro (@jackro17) September 13, 2019
(私のおすすめ映画) ディアハンター(1978)
ベトナム戦争がアメリカ人の人格を崩壊させる一歩手前までいく。ロシアンルーレットがキーワード。ただの鹿狩りの映画じゃない。 #ロバートデニーロ #マイケルチミノ pic.twitter.com/0qReQmeIng— 川蝉☆奇蹟の月 (@kawasemi_11) January 28, 2020
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:カジノ
次にラスベガスのカジノで大成功を得た男の転落劇を描いた「カジノ」をご紹介しますね。
製作年:1995年
時間:178分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、シャロン・ストーン、ジョー・ペシ、ジェームズ・ウッズ等
見どころ:この作品は、ほぼ実話で「グッドフェローズ」の原作者ニコラス・ピレッジが書いたノンフィクションだそうです。
予想屋のサム(デ・ニーロ)が、ラスベガスのカジノのマネージャーを頼まれ、そこからお騒がせな相棒や欲まみれの妻に振り回されて破滅への道をたどる話です。
キャデラックが爆破されるシーンは実際に合った事件らしいです(コワイ!)
一言感想:相棒役のジョー・ペシのキレ具合や妻役シャロン・ストーンのクレイジーさが際立っていますね。
特にシャロン・ストーンは、この作品で最優秀主演女優賞(1996年ゴールデン・グローブ賞)を受賞しています。
ジョー・ペシは、実在の人物を演じているのですが、そっくりだそうです。
さすが演技派ですね。
デ・ニーロとジョー・ペシの最強コンビはとても楽しく、そして絶妙!
モノローグが多く、字幕にしがみついてしまう傾向にありましたが、全般的には、あっという間で見ごたえのある作品でした。
役者の演技力って大きいですねぇ。
やり方は三つしかない。正しいやり方、間違ったやり方、そして俺のやり方だ。(映画「カジノ」 ロバート・デ・ニーロ) pic.twitter.com/kS611EcLNQ
— 偉人の名言〜志を高く〜 (@was_changed) October 15, 2022
引用元:Movieclips
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:ケープフィアー
次にデ・ニーロが、すっごい悪人役で相手を追い詰めていくスリラー「ケープフィアー」をご紹介しますね。
製作年:1991年
時間:128分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ニック・ノルティ、ジェシカ・ラング、ジュリエット・ルイス、ロバート・ミッチャム、グレゴリー・ペック等
見どころ:この作品は、「恐怖の岬」1962年)のリメイク版です。
少女暴行事件で服役していたマックスは、自分を監獄へ送った弁護士に復讐心を燃やし、出所して弁護士とその家族への復讐を誓います。
この作品では、オリジナルの「恐怖の岬」で出演していた俳優3人がカメオ出演しているのが見どころの一つです。
主役サムの弁護士役だったグレゴリーペックが、今回はマックスの弁護士役。
犯人マックス役だったロバート・ミッチャムが、今回サムの友人の警部役。
サムの友人の警察署長役だったマーティン・バルサムが、今回マックスに有利な判決を下す裁判長役。
映画ってこういうところも楽しいですね。
当初、スティーブン・スピルバーグがこの映画の再映画化権を所得していたそうです。
でも、スピルバーグは、同時期スコセッシ監督に「シンドラーのリスト」を監督してほしいと頼みました。
しかし、スコセッシ監督は、「シンドラーのリスト」はスピルバーグが監督すべきと言い、その代わりにこの「ケープ・フィアー」を演出することになったそうです。
一言感想:デ・ニーロの恐ろしい表情が印象的です。
自分勝手な歪んだ感情を表にほとばしらせている圧巻な演技力に感動すら感じますね。
復讐心からくる執念で刑務所内での筋肉トレーニングと体に彫られている刺青が、観る者に恐怖を与えています。
デ・ニーロは、より悪人に見せるためにわざと自分の前歯を汚したそうですが、この役作りの本気度が素晴らしいですね。
「ケープフィアー」
【サスペンス】
過去にレイプ事件を起こし服役していたマックスは刑期を終え自分を救えなかった弁護士サムへの復讐に出る。
家族まで巻き込み、絶対に屈しないマックス
その異常なほどの執着心、憎悪と復讐の渦がサムと家族を地獄へと突き落とす。
過去1.2を争う衝撃的な映画でした pic.twitter.com/ClEe8non5r— いろどりシネマ【洋画紹介】 (@wholelottafilms) June 21, 2020
130、ケープフィアー(91米)
62年の「恐怖の岬」のリメイク。
出所した男が自分を救えなかった弁護士に復讐する。デ・ニーロの怪演が凄いのがよくわかる映画。
しかも脇がジェシカ・ラング、ジュリエット・ルイス、ニック・ノルティと主役級の俳優ばかり集めるという豪華さ。なので演技力安定作品。 pic.twitter.com/txSV6yb2t9
— 木村ツヨシ (@6jKEQPAoYmKk5Xw) October 12, 2021
引用元:Amblin
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:マイ・インターン
次に、デ・ニーロは、こういう役もこなしちゃうんだなって役の幅の広さに驚かされた「マイ・インターン」をご紹介しますね。
製作年:2015年
時間:121分
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ、アダム・ディバイン、アンダース・ホーム、ジョジョ・カシュナー等
見どころ:ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ニューヨークの女性ファッションサイトのCEOとして家事に仕事に忙しい毎日を送っていましたが、そこへシニア・インターン制度を利用して70歳のベテラン、ベン(デ・ニーロ)が入社してきます。
若い職場で浮いていた彼が、長年の経験を生かしたアドバイスや暖かく優しい性格で社内で信頼されるようになり、いろいろな問題にぶつかるジュールズをサポートしていきます。
上司が女性で部下がベテラン男性という時流に乗った設定やアンとデ・ニーロの意外な組み合わせも批評家の高評価につながったようです。
一言感想:アメリカのオフィス風景で驚くのは、テーブルに腰かけて社員と話す風景ですね。
この映画もたびたびそういう風景が出てきて、「日本だったら怒鳴られているなぁ」って感じです(^^;
デ・ニーロの好々爺な空気感がとても暖かく、さすがだなと思います。
笑顔で人懐こく、周りを幸せにする役もこなしてしまうデ・ニーロの幅の広すぎる引き出しは底なしかい!て思えてきます。
何か大事件が起こるわけでもないし、面白かった〜〜〜!!!!ってテンション上がるわけでもないけれど、いつ観ても、明日も頑張る力をもらえる。私にとってお薬みたいな映画。疲れたときはとりあえず『マイ・インターン』を観れば何とかなる☕️ pic.twitter.com/EO8zREOQO3
— . (@foraslan93_4) October 20, 2022
マイインターン
好きな映画.ベンみたいに歳を重ねても謙虚で常に何かを学ぶ姿勢を忘れずに生きていたいと思った
空気感がすき。
こんな人で溢れてたらいいのにな pic.twitter.com/oixGRRrRIX— ニートへのカウントダウン。 (@yaa48779652) October 13, 2022
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:ヒート
次に、とても渋くて情に厚いボス的役割のデ・ニーロがとてもカッコいい映画「ヒート」をご紹介しますね。
製作年:1995年
時間:171分
監督:マイケル・マン
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・・ニーロ、バル・キルマー、トム・サイズモア、ダイアン・ベノーラ、アシュレイ・ジャッド、エイミー・ブレネマン、ジョン・ボイト等
見どころ:この作品は、マイケル・マン監督が1989年の自身の映画「メイド・イン・L.A」をセルフリメイクしたもので、ロスを舞台にした強盗団とそれを追う刑事の物語です。
「ゴッドファーザーPARTⅡ」以来のアル・パチーノとデ・ニーロの共演作品!
街中の銃撃シーンは圧巻ですが、このシーンの撮影でマン監督はロスを中心に100か所以上でロケを敢行したそうです。
そして、その時の銃撃音は空砲ではありますが、実際の音を収録して使用したとのこと。
また、銃撃シーンの数週間前から実弾を用いた射撃訓練を行っていたそうですが、刑事と強盗団に分かれて別々のトレーナーについて行っていたという徹底ぶり!
リアリティ追及のための監督の執念が伝わってきますよね。
一言感想:こんなにカッコよい男の映画ってあるのかなと思えるくらいの作品です。
ロバート・デ・ニーロの情を重んじる強盗団のリーダーとしての顔とある女性を愛してしまったがための苦悩。
愛する女性との会話だけでなく眼差しと間が良い。
そして、あっちに行けば幸せが待っているのに、男の性(さが)でこっちに行ってしまうという・・・、ほんとに「映画だぁ」って感動してしまいました!
もしかしたら、デ・ニーロの出演映画の中で一番かっこ良い作品かもしれません!
この作品の詳細は、こちらの記事をご覧くださいね👇
映画「ヒート」のあらすじと感想【ド迫力の銃撃戦シーンがすごい】
今日は「マイケル・マン」監督の誕生日
映画「#ヒート」ですアルパチーノ、R.デニーロの共演で
見所は銀行襲撃時の白昼の長い銃撃戦
街がまるで戦場になるくらいで
銃の音も監督は こだわったそうですマン監督はロスが舞台の映画が多く
ヒートもロスのダウンタウンですよね#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/LApKKnW5En— きゃら♥️ふるちゃん 🎸🐯 (@kyoko_______K) February 5, 2022
録画しておいた映画「ヒート」を十数年ぶりくらいに見たんだけど、面白すぎて三時間ぶっ通しで見てしまった。名作は色褪せない。切れ者の刑事と犯罪者が互いを意識しあいなが出し抜き追い詰めていくんだけど、スリリング過ぎて最後まで目が話せなかった! pic.twitter.com/XDekxtgFPJ
— ななせなつひ (@nowar1024) May 14, 2019
引用元:20世紀スタジオ ホーム エンターテイメント
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:ザ・ファン
次に、デ・ニーロが人気アスリートを襲うサイコな役を演じた「ザ・ファン」をご紹介しますね。
製作年:1996年
時間:118分
監督:トニー・スコット
出演:ロバート・デ・ニーロ、ウェズリー・スナイプス、エレン・バーキン、ジョン・レグイザモ、ベニチオ・デル・トロ等
見どころ:大好きな野球選手がスランプに陥いり、その原因を払しょくさせてあげあるためにライバル選手を殺してしまうという狂気のファンを演じるデ・ニーロ。
「トップガン」のトニー・スコット監督が手掛けたサイコスリラーです。
このクレイジーな役は、当初トミー・リー・ジョーンズが演じることになっていたそうです。
また、まだ無名だったベニチオ・デル・トロやジャック・ブラックが出演しているのも見どころの一つです。
一言感想:デ・ニーロがサウナの中で、湯気が立ち込める中のベニチオ・デル・トロを殺してしまうシーンがとても緊張感ありましたね。
家庭も仕事も全てうまくいかなくなった後には制御するものは何もなくなり、独りよがりで自己中心的な感情をそのまま発散していく狂気な役柄をデ・ニーロは本当にうまく演じています。
この映画を観ると、マイケル・ダグラスの「フォーリング・ダウン」、ラッセル・クロウの「アオラレ!」、ジョン・トラボルタの「ファナティック」、キャシー・ベイツの「ミザリー」を思い浮かべます。
映画【ザ・ファン】野球ファンのおじさんが選手のストーカーになっていく話。オススメしてもらったので観た!後半からじわじわ豹変して行くのが怖かった!
アイドル、声優ファンのそこのあなたも、、いつかこうなる、、かも、、しれない、、☝️
犯人の子供の泣き顔が辛かった。 pic.twitter.com/Plx3ucelsr— まりこすねいる (@kuma3chan) July 6, 2021
残暑厳しい休日の夜にオススメの野球映画『ザ・ファン』ウェイズリー・スナイプスがあの名作に引き続き野球選手を演じてます。デ・ニーロが熱心なファンから凶暴なストーカーに変貌する様がマジで怖い。スナイプス演じるレイバーンのモデルがボンズなんじゃないかと当時言われてました。 pic.twitter.com/Cgjbw5w4RB
— テシガハラカツノリ (@tessie2889) August 29, 2020
ロバート・デ・ニーロのおすすめ映画:グッドフェローズ
次にデ・ニーロ、スコセッシ、ジョー・ペシに加えてレイ・リオッタが魅せてくれる「グッドフェローズ」をご紹介しますね。
製作年:1990年
時間:145分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、レイ・リオッタ、ロレイン・ブラッコ、ポール・ソルビノ、サミュエル・L・ジャクソン等
見どころ:この作品は、ニコラス・ピレッジがノンフィクション「ワイズ・ガイ」を基にした実在のギャングの半生を描いたものです。
ニューヨークの下町ブルックリンでヘンリー(レイ・リオッタ)、ジミー(デ・ニーロ)、トミー(ジョー・ペシ)がマフィアの世界を突っ走て行く栄光と破滅のストーリーです。
アカデミー賞(1991年)で、ジョー・ペシが助演男優賞を受賞しました。
一言感想:今は亡きレイ・リオッタですが、とても色気のあるステキな俳優さんでしたね。
この映画は、語り口調でマフィアの厳しさやカッコよさを教えてくれます。
そして、切っても切れないスコセッシ、デ・ニーロ、ジョー・ペシのタッグにプラスしてレイ・リオッタのマフィアの世界は食いついてしまうほど魅力的だ!
底に流れるBGMがまた良い。
ギャングの悲哀すら感じるデレク&ザ・ドミノスのいとしのレイラは何回聞いても素晴らしい!
セックス・ピストルズのベーシスト、シドヴィシャスの「マイウェイ」も砕けていて楽しい!
私にとってBGMは映画の中の大きな魅力の一つです。
「グッド・フェローズ」デ・ニーロ、ペシ、R・リオッタの快演と巧みな撮影、編集を武器に展開されるスコセッシの疾走感溢れる演出が素晴しい。悪と暴力、その滑稽さと哀愁、今までのギャング映画とは一線を画す必見の傑作。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/XBw0BUL0lA
— 泰安洋行 (@good_travels16) June 13, 2016
『グッド・フェローズ』観た。これこそギャング映画の王道だなぁと!華やかで血生臭い世界にどっぷりと浸る素敵な映画体験ができました。少年時代からギャングを夢見た男の栄華と失墜を30年間という壮大なスケールで描きながら、語り口はなんともゴキゲンで少しも長さを感じさせない。 pic.twitter.com/dqUhFLHj68
— にぎりめし (@meshi_wo_nigiru) January 10, 2018
引用元:Rotten Tomatoes Classic Trailers
まとめ
いかがでしたか?
渋くてカッコいいロバート・デ・ニーロのおすすめ映画を10選ご紹介しました。
他にも「ジョーカー」「レナードの朝」「レイジングブル」「ミッドナイトラン」「ミーンストリート」などなどたくさんの映画に出演していますね。
どのデ・ニーロも魅力的です。
「世界にひとつのプレイバック」でタッグを組んだデビッド・O・ラッセルの最新作「アムステルダム」でも出演が決まっています。
今年79歳のデ・ニーロですが、今後もますます目が離せません!
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