映画「SEOBOK ソボク」のあらすじと感想【やっぱりコン・ユは良い!】

韓国映画
引用元:aeoncinema

こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。

「君か、世界か–」

映画「SEOBOKソボク」のキャッチコピーです。

韓国映画は大好きでよく見るのですが、SF作品は珍しく、ワクワクしながら鑑賞しました。

主役のコン・ユは、「新感染 ファイナル・エクスプレス」「トガニ 幼き瞳の告発」などに出演し、大好きな俳優さんの一人です。

このソボクというのは、永遠の命を持つクローンの青年の名前なんですが、この名前は、2500年前に秦の始皇帝の名を受け、不老不死の霊薬を探したと言われる実在の家臣「徐福(ソボク)」にちなんでつけられた名前なんです。

このクローンの青年ソボクと余命わずかな元情報局員ギホンとの運命を描いたSFアクション映画「SEOBOK ソボク」について今回レビューしたいと思います。

製作年:2021年

時間:114分

監督・脚本:イ・ヨンジュ

出演:コン・ユ、パク・ボゴム、チョ・ウジン、チャン・ヨンナム、パク・ビョンウン等

監督は、韓国の大ヒット作「建築学概論」の(2012年)イ・ヨンジュ。

前半からアクションシーンが盛り込まれ、目が離せません!

1)映画「SEOBOK ソボク」のあらすじ

では、最初に映画「SEOBOK ソボク」のあらすじをご紹介しますね。

ネタバレはないのでご安心ください。

仲間を見殺しにした暗い過去を持つ元情報局員ギホン(コン・ユ)は、悪性の膠芽腫に侵されており、余命半年から1年と言われていました。

そんなギホンに国家情報院から、ある任務が舞い込みます。

韓国の国家極秘プロジェクトで、人類初のクローン人間として育てられたソボクは、不老不死の身体を持ち、その骨髄液から採取されたiPS細胞は、人間の疾患を治癒する力があるとされていました。

そのソボクのいる研究所の所長が暗殺されたため、ソボクを守るために安全な場所へ移動する任務を依頼されたギホンは、余命いくばくもない自分の命をソボクのiPS細胞で治癒してもらう約束をして引き受けたのです

ソボクは、念じるだけで物を動かせるサイコキネシスの持ち主でもあり、念が強いと相手を吹っ飛ばしてしまう危険性がありました。

また、ソボクは普通の人間よりも細胞分裂が速く、それを抑制するために24時間に一回は抑制剤を注入しないと死んでしまうというネックな点がありました。

ギホンは、ソボクを守るために護衛車に乗り込みますが、早々に襲撃され拉致されてしまいます。

しかしながら、何とか脱出に成功し、奪ったトラックで研究所の指示で長岩里へ向かうことにしたのですが、途中故障してしまい歩いていくことになります。

ソボクは、なぜ自分が狙われているのか?

ギホンはなぜ自分と一緒にいるのか?

わからないまま一緒に行動します。

途中、ギホンはソボクに服を買ってあげたり、カップ麺を食べさせたり、徐々に信頼関係を築いていきます。

2人は国家情報院から指定された場所で身を潜めていましたが、そこへ国家情報院から来たエージェントに殺されそうになります。

実は、味方だと思っていた国家情報院では、アメリカからクローン人間の研究が危険であると判断されたため、ソボクを殺害せよと命じられていたのでした。

逃げている途中、ソボクは吐血し、ギホンは急いで研究所へ行き抑制剤を打たないと危ないと判断したが、ソボクは「ウルサンのイミョン聖堂へ行きたい」と強く懇願するのでした。

ギホンは研究所へ行くべきだと言い、ソボクはウルサンへ行きたいと譲らず口論になります。

そんな時にギホンは激しい頭痛で倒れてしまい、目が覚めるとソボクがギホンに上着をかけてくれていて、自分は海辺に座っていました。

2人は生死について語り合います。

ギホンは、「自分は生きたいのか、死ぬのが怖いのか?」と悩みます。

そして、2人は、ソボクの行きたかったウルサンへ行くのですが、そこにはいったい何があるのでしょうか?

国家情報院から狙われている2人の運命はこの先どうなるのでしょうか?

続きはぜひ映画をご覧くださいね。

2)映画「SEOBOK ソボク」の感想

引用元:シネマカフェ

次に映画「SEOBKソボク」の感想をご紹介しますね。

韓国映画では珍しいSF作品ということで、クローン人間のソボクや彼が発揮するサイコキネシスの威力がすごいです。

「AKIRA」「X-MEN」「キャリー」などの映像がいろいろと思い出されました。

ただ、単なるアクションシーンの連続だけではなく、さすがクオリティの高い韓国映画、クローン人間のソボクと元情報局員のギホンの交流が丁寧に描かれており、だんだんと心を通わせていくシーンはさすがだなと思いました。

クオリティの高い韓国映画の良いところの一つとして、役者間の「間」があると思います。

この作品もお互いの向き合ったシーン、何かを探る視線など、役者さんの演技力の高さをうかがわせました。

それにしても、クローン人間の研究を危険視したアメリカの言うとおりに動く国家情報院とクローン人間に絶大なる可能性を追い求める会長のどちらもクレイジーすぎて、どっちの味方もできませんでしたね。

本当に逃げ場のない世界だなと感じました。

このあとどうすればよいんだと思ってしまう状況でしたが、最後は悲しいながらもこれしかないんだなという結果に行きつきましたね。

そして、ラストはきれいに収まった感じです。

クレイジーな研究所の会長は、キム・ジェグォンさんという方ですが、無表情で淡々としているので、最初ドキュメンタリーに出てきそうな素人の方かなと思っていたら、かなりのベテラン俳優で、舞台劇から映画などコンスタントに出演している方だったんですね(^^;

ソボク役のパク・ボゴムは、テレビドラマ『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』に出演しブレイクしたそうで、チャン・グンソク並みの人気で「国民の彼氏」と呼ばれていたそうです。

3)映画「SEOBOK ソボク」の口コミ

次に映画「SEOBOKソボク」の口コミをご紹介しますね。

引用元:シネマカフェ

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4)映画「SEOBOK ソボク」の予告編

次に映画「SEOBOKソボク」の予告編をご紹介しますね。

5)まとめ

いかがでしたか?

映画「SEOBOKソボク」は、クローンの青年と暗い過去を持つ余命いくばくもない元情報局員との運命を描いたSFアクション映画です。

青年役のパク・ボゴムは、2020年8月に兵役につき、2022年2月に除隊したそうです。

韓国人の男性は、28歳の誕生日を迎えるまでに兵役につかないといけない義務があるとのこと。

パク・ボゴムもその義務を終え、これからドラマ・映画などでまた活躍してくれることを期待します。

もちろん、映画の常連俳優、コン・ユはやっぱり良い!

今後の作品を大いに期待しています。

引用元:シネマトゥデイ     👆作品はこちらからご覧ください

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