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クリント・イーストウッドのおすすめ映画10選【監督でもあり俳優でもある孤高の映画人】

ゆっちゃんの映画ブログ クリント・イーストウッド
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ゆっちゃん
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こんにちは、映画マニアのゆっちゃんです

私は、クリント・イーストウッドの出演している映画や監督作品が大好きです。

どの作品も観終わった後に、しばらく考え込んでしまって動けなくなるほどのインパクトなんです。

当初は、ダーティ・ハリーや荒野の用心棒などワイルドな印象だったのですが、監督としても本領発揮という感じで驚きました。

しかも、人の心の奥まで染み入るような深い話が多く、イーストウッドの人間としての奥深さを感じました。

そんな魅力的なクリント・イーストウッドが監督、出演した作品を10選ご紹介したいと思います。

クリント・イーストウッドってどんな人?

まずは、クリント・イーストウッドってどんな人なのかをご紹介しますね。

生年月日:1930年5月31日

出生地:アメリカ カリフォルニア州

配偶者:マギー・ジョンソン(1953年~1983年)、ディナ・ルイズ(1996年~2015年)

子供:6人との女性の間に8人の子供がいます。

  ※8番目の子は、イーストウッドが66歳の時の子だそうです。

  ※息子のスコット・イーストウッドは、映画「アウトポスト」で良い演技していましたね。

趣味:ジャズ鑑賞、ピアノ演奏、テニス、ゴルフ

  ※ピアノは、俳優としてデビューする前にジャズピアノ奏者としてバイトしていたそうです。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「許されざる者」

製作年:1992年

時間:131分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス等

作品の解説:かつて悪名を轟かせたガンマンが、改心し平和に暮らしていたが、妻に先立たれ、子供たちを養うために再び賞金稼ぎの道へと進みます。

この作品は、アカデミー賞(1993年)で9部門ノミネート、作品賞、監督賞等4部門で受賞しました。

勧善懲悪のカッコよいガンマンが出ているそれまでのアメリカ西部劇の神話を、ぶち壊したと言っても良い、新しい西部劇を描いたのが特徴的です。

一言感想:西部劇「夕陽のガンマン」で人気を博したクリント・イーストウッドが、従来の西部劇の常識を覆し、人を殺すことに善も悪もないということを私たちに教えてくれました。

とても奥が深く、見ごたえのある作品でした。

この作品は、2013年に李相日監督、渡辺謙主演でリメイクされています。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「ミスティック・リバー」

製作年:2003年

時間:138分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、ローレンス・フィッシュバーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローラ・リニー等

作品の解説:少年時代のある事件をきっかけに疎遠になっていた幼馴染の3人が、25年後に起きた殺人事件を機に再会し、運命の糸が狂っていくミステリードラマ。

第76回アカデミー賞(2004年)で、主演男優賞(ショーン・ペン)、助演男優賞(ティム・ロビンス)を受賞しています。

ミスティック・リバーとは、マサチューセッツ州を流れる実在する川だそうです。

一言感想:3人の幼馴染がショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンと全員大好きな俳優でワクワクしました。

でも、内容は暗く重く、鬱な雰囲気でしたが、一人一人の演技力が素晴らしくて最後まで目が離せませんでした。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「ミリオンダラー・ベイビー」

製作年:2004年

時間:133分

監督・音楽:クリント・イーストウッド

出演者:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー等

作品の解説:ベテランのボクシングトレーナー、フランキーと31歳の女性マギーがボクシングを通して、深い絆で結ばれていくヒューマンドラマ。

この作品はの撮影期間は、たった38日間だったそうです。

これは、監督が、リハーサルに時間をかけずに、俳優に自身のキャラクターを理解して現場に臨むことを求める撮影スタイルだったそうです。

ヒラリー・スワンクは、役作りのために数か月間厳しいトレーニングを重ねて筋肉をつけたとのこと、さすがプロ!

第77回アカデミー賞(2005年)で、7部門ノミネートされ、4部門(作品賞、監督賞等)受賞しました。

一言感想:観終わった後、しばらく呆然として立ち上げることができませんでした。

家族の愛に見放された2人の深い絆がとても繊細に丁寧に描かれていて、血のつながりを超えた親子愛を感じまます。

終盤のマギーがフランキーに懇願した内容には、あまりにも重くて心の奥底の何かが果てしなく沈んでいくような気がしました。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「硫黄島からの手紙」

製作年:2006年

時間:141分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童、裕木奈江等

作品の解説:クリント・イーストウッド監督は、太平洋戦争の末期の硫黄島での闘いをアメリカの視点から撮った「父親たちの星条旗」と日本の視点から撮った「硫黄島からの手紙」を2部作として製作。

戦況悪化の中、日本兵たちは故郷の家族を想い、手紙に書き残しました。

その数百通の手紙が2006年に発見され、1945年へと話はさかのぼるのでした。

第79回アカデミー賞(2007年)で、4部門ノミネート、音響編集賞を受賞。

二宮和也の起用については、クリント・イーストウッド監督の強い希望だったとのこと。

一言感想:アメリカ映画なのに、日本人監督が作った日本人の役者が出ている邦画にしか見えない位でした。

とかくアメリカ映画の中の日本人の表現は、「ちょっと違うんだよね」って思う部分が多かったのですが、イーストウッド監督は、そんな違和感を感じさせることなく私は映画の中に没入しました。

そして、大いに感動しました。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「チェンジリング」

製作年:2008年

時間:142分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:アンジェリーナ・ジョリー、ガトリン・グリフィス、ジョン・マルコビッチ、コルム・フィオール、ジェフリー・ドノバン、マイケル・ケリー等

作品の解説:1928年ロサンゼルスで、失踪した息子を探すシングルマザーの闘いを描いた実話に基づいたサスペンスドラマです。

5か月後に息子が見つかったと警察から連絡が入るが、その子は自分の子供ではありませんでした。

タイトルの「チェンジリング」の意味は、「さらった子の代わりに妖精が残す醜い子」という意味だそうです。

一言感想:息子を見つけるために、腐敗した警察と闘い続けていた母親をアンジェリーナ・ジョリーは、迫真の演技で見事にこなしていました。

この話は実話を元にしているそうですが、昔の警察にとても憤りを感じました。

見つかる犯人も見つからない事件が多かったのかもしれませんね。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「グラントリノ」

製作年:2008年

時間:117分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイ、ジョン・キャロル・リンチ等

作品の解説:従軍経験のある元自動車工のウォルトの楽しみは、愛車「グラントリノ」と愛犬をかわいがることでした。

隣にモン族の一家が引っ越してきて、そこの息子のタオとあることがきっかけで心を通わすようになります。

キャッチコピーは、「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。少年は知らなかった、人生の始め方を」

一言感想:最後が衝撃的です。

少年タオを守るためにそういう策をとるのかぁと、しばらく動くことができませんでした。

世代と文化を超えた深い交流を、差別意識を持っていたウォルトが心を開いて育んでいく姿がとても感動します。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「アメリカン・スナイパー」

製作年:2014年

時間:132分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ルーク・グライムス、ジェイク・マクドーマン、ケビン・ラーチ等

作品の解説:米海軍特殊部隊の伝説的狙撃手クリス・カイルの自伝を映画化。

クリスは、実際イラク戦争に4度派遣され、160人の敵兵を狙撃したと言われています。

第87回アカデミー賞(2015年)で、6部門ノミネートされ、音響編集賞を受賞。

この映画の序盤でクリント・イーストウッド監督がカメオ出演しているそうです(見つけられるかな?)

一言感想:クリス・カイルを演じたブラッドリー・クーパーの狙撃手としての眼差しがとても鋭く、迫真の演技でした。

単なるカッコよさだけではなく、常時死との隣り合わせで、敵兵を多く殺すと同時に自分も狙われているという緊張感は、精神を病んでしまうのも仕方ないのかもしれません。

この映画は、愛国主義的か反戦的かでアメリカ国内で大きな話題を呼んだそうです。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「15時17分、パリ行き」

製作年:2018年

時間:94分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、ジェナ・フィッシャー等

作品の解説:2015年アムステルダム発パリ行きの高速列車タリスで起きた実際の銃乱射事件の様子を実話に基づいて描かれた作品。

この映画の面白い試みは、実際の事件で活躍した英雄3人組をそのまま出演させたことです。

リアリティを徹底的に追求したかったイーストウッド監督のの熱意が感じられますね。

一言感想:俳優さんだと思っていたら、何と主役の3人組はホンモノの英雄だったんですよね。

これ、前代未聞の取り組みだと思いましたし、発案したのはクリント・イーストウッド監督だそうで、さすが考えることが凡人とはかけ離れていますよね。

そして、その作品がまた見ごたえたっぷりで、手に汗握る面白い映画に仕上がっているのがすごいです。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「運び屋」

製作年:2018年

時間:116分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、アンディ・ガルシア等

作品の解説:退役軍人で園芸家だったアールは、仕事がうまくいかずに農園を差し押さえられ、収入を得るために麻薬組織の運び屋を引き受けることになるお話。

これは、2011年に87歳で逮捕された伝説の運び屋レオ・シャープを基にした実話です。

アールを追う捜査官役に、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアなどベテラン俳優が脇を固めています。

一言感想:80歳代の仕事一筋で真面目に生きてきた老人が、「伝説の運び屋」として、あちこちから追われる羽目になるという、それが実話だと聞いてかなり驚きました。

その役をクリント・イーストウッドが、淡々と演じ、ひたすら仕事を続けていく様が何とも言えない「オーラ」とでもいうのでしょうか、とても余韻に残ります。

彼は、何歳になっても痺れるくらいに私たちをドキドキさせてくれるほどの魅力を持っているんですね。

クリント・イーストウッドのおすすめ映画「リチャード・ジュエル」

製作年:2019年

時間:131分

監督:クリント・イーストウッド

出演者:ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェル、キャシー・ベイツ、ジョン・ハム、オリビア・ワイルド等

作品の解説:警備員のリチャード・ジュエルは、公園で爆発物を見つけ、未然に防いだとして英雄視されます。しかし、FBIが彼を事件の容疑者として断定し、マスコミもこぞって実名報道に乗り出しました。

この話は、実際の冤罪事件であり、不運な警備員と不器用な弁護士が一致団結して巨大権力に挑んだサスペンスドラマ。

主役のリチャードは、冤罪が解け、念願の警察官になり結婚、各種メディアを訴え和解金を手にします。

しかし、持病の糖尿病が悪化し44歳で死亡。冤罪のきっかけを作ってしまった女性記者キャシーは、ドラッグ過剰摂取で42歳で死亡。これは、リチャードの冤罪事件がもとで精神崩壊してしまったのが原因とのことです。

一言感想:見かけや表面的な部分のみで根拠もなく人を犯人に仕立て上げてしまう、そして多くの人がそれに翻弄されてしまうこの仕組みが恐ろしいです。

銃の所持量が多く、逮捕歴もあり、ルックスもオタクっぽい・・・、せっかく多くの人を救ったのに、1本の記事で180度世界が変わってしまうなんて…、「助けるんじゃなかった・・・」と多くの人が思ってしまうでしょう。

現代もSNSで流れる日々のニュースを虚偽であろうと真実であろうと、見たものが頭に入ってくる順にインプットされていきます。

何が嘘でほんとなのかがわからない「今」ですが、いろいろな角度で物事を見る努力も必要なんだなと考えさせられました。

クセのある弁護士をサム・ロックウェルが熱演していますね。すごく良かったです。

まとめ

いかがでしたか?

クリント・イーストウッドの監督作品や出演作品など私が気に入っている映画を10選ご紹介しました。

もちろん、他にも好きな映画はありますよ。

実話を元にした作品を多く手掛けてきたクリント・イーストウッド監督。

どれも評価が高く、最後まで飽きることなく見ごたえのある作品に仕上がっています。

私は、クリント・イーストウッド監督の映画で知らないことをたくさん教わったような気がします。

一つの側面だけで物事を判断してはいけないことを強く肝に銘じます。

クリント・イーストウッドは、今年95歳ですが、監督業の引退は否定しているとのこと。

このバイタリティさは、私たちに大きな希望を与えてくれますよね。

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これからもどんどん映画を作って、私たちに感動を与えてくださいね。

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