
こんにちは、映画マニアのゆっちゃんです。
韓国映画を観ていると、「こんな設定、よく思いついたな」と驚かされる作品があります。
『操作された都市』も、まさにそんな一本。
オンラインゲームでは仲間から頼られるリーダーなのに、現実では仕事もなく、どこか冴えない青年クォン・ユ(チ・チャンウク)。
そんな彼が、ある日突然、殺人犯に仕立てられてしまいます。
しかも、事件が起きてから犯人にされるまで、わずか3分16秒。
ここから始まるのは、単なる逃亡劇ではありません。
ゲーム仲間たちの持つ特殊なスキルを武器に、仕組まれた事件の真相へと迫っていく、スピード感のあるサスペンスアクションです。
私がこの映画で特に楽しめたのは、チ・チャンウクのアクションだけではありません。
普段はオンラインゲームでつながっている仲間たちが、現実の世界で力を合わせていくところ。
一人ではどうにもならない状況を、仲間それぞれの得意分野で突破していく展開が、ゲームのチームプレーのようで面白いんです。
今回は、そんな『操作された都市』をネタバレなしでご紹介します。
1)作品基本情報
- 製作年:2017年
- 時間:127分
- 監督:パク・クァンヒョン
- 脚本:パク・クァンヒョン、オ・サンホ
- 出演者:チ・チャンウク、シム・ウンギョン、アン・ジェホン、オ・ジョンセ、キム・サンホ、キム・ミンギョ、キム・ギチョンほか
- ジャンル:韓国映画/サスペンス/アクション
- トリビア:『操作された都市』は、チ・チャンウクの映画初主演作です。監督は『トンマッコルへようこそ』のパク・クァンヒョン。アクション監督は『アシュラ』などを手がけたチェ・ボンロクが担当しています。チ・チャンウクは、オンラインゲームでは完璧なリーダーでありながら、現実では仕事のない青年というクォン・ユを演じています。また、シム・ウンギョン演じるヨウルは、対人恐怖症を抱えるハッカーという個性的な役柄。ゲームの世界でつながった仲間たちが、それぞれの得意分野を生かして事件に挑む設定も、この作品ならではの特徴です。
2)あらすじ(ネタバレなし)
クォン・ユ(チ・チャンウク)は、オンラインゲームでは仲間たちを率いる優秀なリーダー。
ゲームの世界では頼りにされる存在ですが、現実では仕事もなく、何となく毎日を過ごしています。
そんなクォンのもとに、ある日、見知らぬ女性から「携帯電話を探してほしい」という連絡が入ります。
ところが、その出来事をきっかけに、クォンの人生は大きく変わってしまいます。
わずか3分16秒の間に、クォンは殺人犯に仕立てられてしまうのです。
本人にはまったく身に覚えのない事件。
それなのに、クォンが犯人だと示す証拠が次々と現れます。
「自分は何もしていない」
そう訴えても、状況は簡単には変わりません。
やがてクォンは刑務所へ送られ、これまでの生活を失うことになります。
しかし、クォンにはオンラインゲームを通じてつながった仲間たちがいました。
ヨウル(シム・ウンギョン)をはじめ、爆破少佐(アン・ジェホン)、龍の使い(キム・ミンギョ)、余白の美(キム・ギチョン)など、それぞれ異なる特技を持つメンバーたちです。
普段はゲームの中で協力していた彼らが、今度は現実の事件を解決するために動き始めます。
クォン自身も、自分を犯人に仕立てた人物の正体を突き止めようとします。
調べていくうちに、事件は単なる殺人事件ではないことが少しずつ見えてきます。
その背後には、街全体を操るほどの大きな力が存在していました。
ゲームの仲間たちは、それぞれの能力を生かしながら手がかりを探し、クォンの無実を証明するために動きます。
一方、クォン自身も自分の身体能力を生かし、危険な状況を切り抜けていきます。
オンラインゲームで培ってきたチームワークが、現実の世界でどこまで通用するのか。
そして、クォンを陥れた人物とは何者なのか。
事件の真相を追うほど、クォンたちは想像以上に大きな存在と向き合うことになります。
追跡、格闘、カーチェイスなどのアクションも次々と展開され、物語はスピードを落とすことなく進んでいきます。
ゲーム仲間たちのチームプレーとクォンの行動力。
この二つが組み合わさり、仕組まれた事件の真相へと近づいていくのが『操作された都市』の大きな魅力です。
3)見どころ
① チ・チャンウクの身体能力を生かしたアクション
『操作された都市』を観るなら、やっぱりチ・チャンウクのアクションは外せません。
走る、逃げる、戦う。
クォンが危機を切り抜けていく場面では、チ・チャンウクの動きの軽さがしっかり伝わってきます。
アクション監督を務めたチェ・ボンロクも、チ・チャンウクのアクションについて高く評価していました。
特にカーチェイスでは、緊張感だけでなく爽快感も意識したと語っています。
私も観ていて、「動きがきれいだな」と感じました。
ただ殴り合うだけではなく、逃走や追跡も含めてテンポよく見せてくれるので、アクション映画としての楽しさがあります。
韓国映画の迫力あるアクションが好きな方には、ぜひ注目してほしいところです。
② ゲーム仲間たちの「得意分野」が事件解決につながっていく
この映画の面白さは、主人公一人だけが頑張るところではありません。
オンラインゲームで知り合った仲間たちが、それぞれの能力を生かしてクォンを助けます。
特に印象的なのが、ヨウル(シム・ウンギョン)。
対人恐怖症を抱えているため、人と直接会うことを避けながらも、ハッカーとして大きな力を発揮します。
「普段の生活では、それぞれ何かを抱えている人たちなのに、得意なことになると頼もしい」
この設定が私は好きでした。
完璧なヒーローたちが集まるのではなく、個性的なメンバーが、それぞれの持ち味を使って一つの目的に向かっていく。
だからこそ、チームで動く場面には独特の楽しさがあります。
ゲームの中で築いてきた関係が、現実の事件でどう生かされるのか。
そこにも注目してみてください。
③ サスペンスなのに、重くなりすぎないテンポ
冤罪や巨大な陰謀を扱っているので、設定だけを見るとかなり重そうに感じます。
でも、この映画は深刻さだけを前面に出していません。
次々と状況が変わり、追跡やアクションも挟まるため、物語がどんどん前へ進んでいきます。
U-NEXTも本作について「二転三転する凝ったストーリー」と「シリアスになり過ぎないテンポの良さ」を見どころとして紹介しています。
ここは『操作された都市』の見やすさにつながっていると思います。
重厚な社会派サスペンスをじっくり観るというより、
「次はどうなるの?」
と展開を追いながら楽しめるタイプ。
サスペンス映画を観たいけれど、あまり重たい作品は今日はちょっと……という日に選びやすい一本ではないでしょうか。
4)こんな人におすすめ
- チ・チャンウクのアクションを楽しみたい人
- 韓国映画のサスペンスが好きな人
- スピード感のあるアクション映画が好きな人
- 冤罪や陰謀をテーマにした映画が好きな人
- 仲間と協力して敵に立ち向かうストーリーが好きな人
- カーチェイスや迫力あるアクションを楽しみたい人
- 重すぎず、テンポよく楽しめる韓国映画を探している人
5)ゆっちゃんのひとこと
私が『操作された都市』を観ていて一番楽しかったのは、主人公だけを追いかける映画ではなかったことです。
最初はクォン一人の物語だと思って観ていたのですが、ゲーム仲間たちが加わってくると、映画の雰囲気が少し変わっていきます。
それぞれに個性があって、「この人は何ができるんだろう?」と楽しみながら観られるんですよね。
特にヨウルは印象に残りました。
シム・ウンギョンが演じるヨウルは、対人恐怖症を抱えたハッカー。
人と直接会うことを避けているのに、コンピューターを使った能力では仲間を支える重要な存在です。
このアンバランスさが面白い。
「人には得意不得意がある」という当たり前のことを、ゲーム仲間という設定を使って楽しく見せているように感じました。
そして、仲間たちが集まってくるにつれて、クォン一人では到底できないことが少しずつ可能になっていく。
ここは、観ていて気持ちがいいところです。
私は、こういう「一人では弱くても、みんなで力を合わせると強くなる」という展開に弱いんですよね。
ただ、何でもかんでもうまくいくわけではありません。
相手側の力もかなり大きく、クォンたちは何度も危険な状況に追い込まれます。
そのたびに、「どうやって切り抜けるの?」と先が気になりました。
そして、もう一つ印象に残ったのがアクションです。
チ・チャンウクは、やっぱり動きがきれい。
格闘シーンだけではなく、逃げる場面や追われる場面にもスピード感があって、画面を観ているだけでこちらまでせわしなくなるような感じがあります。
特にカーチェイスは、ただ激しいだけではなく、爽快感も意識して作られているそうです。
私は韓国映画のアクションを見ると、「そこまでやる?」と思うことがあります(笑)。
『操作された都市』も、まさにそんなところがあって、車の動きや格闘の迫力には驚かされました。
一方で、この映画はアクションだけの作品ではありません。
クォンがなぜ犯人にされたのか。
誰が何のために仕組んだのか。
その謎を追っていくサスペンスとしても楽しめます。
しかも、事件を調べていくほど、個人の犯罪というより、もっと大きな仕組みが見えてくる。
この「自分を陥れた相手は、いったい何者なの?」という部分が、私には面白かったです。
ただ、すべてを現実の犯罪映画として考えるより、少し大胆な設定も含めてエンターテインメントとして楽しむほうが、この映画には合っていると思います。
リアリティを追求した重厚な韓国ノワールとは、ちょっと違うんですよね。
むしろ、ゲームの世界で仲間と協力するような感覚を、そのまま現実の事件に持ってきたような作品。
だから、細かいところを考えすぎずに「次は何が起きる?」と楽しむのがいいと思います。
チ・チャンウクのファンの方なら、普段のドラマとは違う彼の姿を楽しめるはず。
私としては、チ・チャンウクのアクションを観たい方にはかなり楽しめる作品だと思いました。
そして、韓国映画の中でも、重苦しい作品よりテンポのいいアクションサスペンスが好きな方にも向いています。
観終わって「難しかったな」となる映画ではなく、
「面白かった!次はどうなるのかと思って観ちゃった」
というタイプの作品。
映画を観る時間くらいは、難しいことを考えずにハラハラしたい。
そんな日に選ぶのもいいですね。
私は、こういう韓国映画もたまにはいいなと思いました。
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7)関連作品
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8)まとめ
『操作された都市』は、オンラインゲームの仲間たちと現実の事件に立ち向かうという、ちょっと変わった設定が魅力の韓国サスペンスアクションです。
冤罪を晴らすという軸はしっかりありながら、ゲーム仲間それぞれの個性や、迫力あるアクションが加わることで、重くなりすぎず楽しめる作品になっています。
特に、チ・チャンウクのアクションを楽しみたい方には注目してほしい一本。
そして、主人公だけではなく、仲間たちがそれぞれの得意分野を生かして動くところも、この映画ならではだと思います。
「韓国映画を観たいけれど、今日はあまり重たい作品は避けたい」
そんな日に選んでみるのもいいかもしれません。
謎を追いながら、アクションでハラハラして、仲間たちの活躍にちょっとワクワクする。
いろいろな楽しみ方ができる映画です。
韓国映画には、社会派の重厚な作品もあれば、こうした勢いのあるエンターテインメント作品もあります。
その振れ幅の広さも、韓国映画の面白いところですよね。
『操作された都市』をまだ観ていない方は、ぜひチ・チャンウクのアクションと、個性的なゲーム仲間たちのチームプレーを楽しんでみてください。
そして、もし「こういう韓国映画、好きだな」と思ったら、次は韓国ノワールやクライムアクションにも手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ゆっちゃんのブログでは、これからも「次に観たい」と思える韓国映画をご紹介していきますね。


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