こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。
叫ぶか、黙るか。二人は出会った。いま高鳴る銃撃のシンフォニー!
映画「ヒート」のキャッチコピーです。
大好きなアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが刑事と強盗団のボスとして対決し、壮絶な銃撃シーンを見せてくれる、見ごたえたっぷりな作品です。
何回か鑑賞していますが、毎回「かっこ良いなぁ!」って思いながら堪能しています。
たまに、こういう「男の映画」を無性に観たくなるんですよね。
この映画は、マイケル・マン監督が1989年自らが製作した「メイド・イン・L.A.」のセルフリメイクになります。
今回は、この映画「ヒート」についてレビューしたいと思います。
製作年:1995年
時間:171分
監督:マイケル・マン
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、バル・キルマー、トム・サイズモア、ダイアン・ベノーラ、アシュレイ・ジャッド、ジョン・ボイト等
1)映画「ヒート」のあらすじ
最初に、映画「ヒート」のあらすじをご紹介しますね。
ネタバレはありませんのでご安心ください。
ニール(ロバート・デ・ニーロ)率いる強盗団は、現金輸送車を襲い無記名証券を奪取します。
しかし、今回新入りのウイングローが警備員の挑発に乗り一人射殺。
他2名も現場を目撃していたため射殺し、急いで逃走します。
強盗現場での検証で刑事ビンセント(アル・パチーノ)は、犯人はプロだと推測し、絶対に捕まえるぞと強く誓います。
新入りウイングローの失敗にニールは怒り、殺そうとしますが隙をついて逃げられてしまいます。
刑事ビンセントは、いつでも仕事優先のため、3度目の結婚で妻ジャスティンとその娘ローレンと過ごしていましたが、関係は思わしくありませんでした。
ニールは、今まで「30秒フラットで高跳びできるよう、面倒な関わりを持つな!」と自分自身言い聞かせてきましたが、ある日カフェで魅力的な女性イーディ(エイミー・ブレネマン)に声を掛けられ、その日のうちに関係を持ってしまいます。
そんな中、ビンセントのチームは、必死の捜索でニール一味のメンバー、マイケル(トム・サイズモア)までたどり着くことことに成功。
その後、クリス(バル・キルマー)、ニールの存在があぶりだされてきました。
ニールは、奪い取った無記名証券の持ち主であるヴァン・ザント(ウィリアム・フィクナー)に、買取を提案します。
しかし、約束の場所へ行くと、殺し屋に殺されそうになったため、逆に殺し屋を殺し、ヴァン・ザントへ「お前は死人だ」と脅迫するのでした。
新たな強盗でニールたちを仕留めるところまで来たのですが、ニールはビンセントのチームメンバーの小さな物音に気付き、何も取らずに逃げてしまいます。
ビンセントは、何も取らなかったニールたちを捕まえてもすぐに刑務所から出てきてしまうため、決定的な証拠を掴むまで、その場は追いかけませんでした。
ニール率いる強盗団とビンセント率いる捜査チームのせめぎあいは、どう決着がつくのでしょうか?
ビンセントと家族、ニールと恋人はどんな結末を迎えるのでしょうか?
続きは映画をご覧になってくださいね。
興奮すること間違いなしです。
2)映画「ヒート」の感想
次に、映画「ヒート」の感想をご紹介しますね。
まず、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演するってところでワクワクしましたね。
ゴッドファーザーⅡ以来の共演だと思ったのですが、どうやらゴッドファーザーⅡでは時代設定も違い、対面するシーンはなかったので、今回が初めての共演と言ってもよさそうです。
アル・パチーノの犯人を追い詰めていく緊迫感と直感、そしてフットワークの良さがとてもかっこ良いです。
一匹狼でもなく、「撃たれた腕大丈夫か?」などメンバーを思いやったり逆に激を飛ばしたり、チームで動いているところが嬉しい!
そして、ロバート・デ・ニーロの綿密な計画を正確にこなそうとする完ぺき主義、仲間を決して見捨てない男気がステキです。
強盗団と捜査チームの対決ですが、両チームともとても魅力的に描かれていました。
そして、一番の見どころは街中の銃撃戦!
とにかく「音」がすごいんです。
バル・キルマーの銃撃する際の身のこなしが、何ともかっこよいと思ったら、役者さんたちは皆実弾で射撃訓練をしていたそうです。
アル・パチーノとデ・ニーロのコーヒーショップでの会話シーンも見ごたえありました。
何となく目線があったり合わなかったりで、別撮りかと思いきや、ちゃんと向かい合って会話していたそうです。
私は、どちらかというとデ・ニーロの生き方に、魅力を感じました。
こっちに行けば自由が待っているのに、どうしても譲れない男の性っていうものがあり違う方へ行ってしまう・・・。
それが、たとえ愛する者との別れになったとしても・・・。
いやぁ、171分と長いのに、長く感じさせないくらいじっくり観てしまいます。
観ている私たちに何かを投げかけているような「間」の取り方が絶妙で、それも時間を感じさせない理由ではないでしょうか?
本当に良い映画を観たなと思わせてくれる素晴らしい作品です。
3)映画「ヒート」の口コミ・評価
次に映画「ヒート」の口コミ・評価をご紹介しますね。
映画「ヒート」
この映画のデ・ニーロとアル・パチーノの対決は
かっこよすぎです
#映画の好きなキャッチコピー pic.twitter.com/6HBB19iYLW— 映画大好きゆっちゃん (@mamamia4mamamia) November 22, 2022
1995年のクライムサスペンス映画『ヒート』を観ました!
約170分間しっかり見応えあった。
アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演がアツい!!
14歳のナタリー・ポートマンも面影あって可愛い🧚🏻♀️
銃撃戦でアル・パチーノが狙い撃ちするところとラストが好き。 pic.twitter.com/7UYszQPEQ2— ちぇん⋆͛ (@cheng_hobby) June 8, 2022
映画 ヒート 刑務所には戻らないと言っただろう。 とニールが言った後に手を差し伸べヴィンセントが握るシーンは男泣きしました。#好きな映画の死に様 pic.twitter.com/67BqmfZR0s
— かいぴー (@movie_usj03) December 7, 2021
4)映画「ヒート」の予告編
次に映画「ヒート」の予告編をご紹介しますね。
5)まとめ
いかがでしたか?
映画「ヒート」のあらすじと感想をご紹介しました。
男気のあるこういう作品は、どんどん観たいです。
そこで嬉しいニュースですが、マイケル・マン監督は、「Heat2」の映画化を考えているようなんですよ!
2022年8月に、マイケル・マンとメグ・ガーディナーとの共著で「Heat2」がアメリカで出版されました。
映画「ヒート」公開から27年の時を経てできた作品なんですよね。
1995年の映画内で起きた強盗事件の前の出来事(前日譚)と映画の7年後の出来事(後日譚)を織り交ぜた内容だそうです。
そして、その後、映画化も視野に入れているということなんです。
キャストのビンセント役やニール役は誰になるんでしょうか?
クリス役(バル・キルマー)やマイケル(トム・サイズモア)の後任も楽しみですね。
若かりしビンセント役には、今旬の俳優、ティモシー・シャラメという声が上がっているそうです。
ティモシー・シャラメは、「君の名前で僕を読んで」(2017年)、「DUNE/デューン砂の惑星」(2021年)など次々と話題作に出演している美しさだけではなく、演技力にも定評のある俳優さんです。
1995年の大好きな映画が、最近続編の可能性が出てきたことにとても感動しています。
正式な製作発表が待ち遠しくて仕方ありません!
では、続編が劇場公開された折には、ぜひ皆さんにご紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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