
こんにちは、映画マニアのゆっちゃんです。
映画『ディア・ファミリー』は、実話に着想を得た家族の物語です。
大きな事件や劇的な展開よりも、「日々の積み重ね」に宿る愛情を丁寧に描いています。観終わったあと、派手さではなく静かな余韻が残る――そんな一作です。
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実話に基づく物語|モデルとなった背景
本作は、実在の家族の歩みから着想を得ています。
困難な状況の中でも、あきらめず、支え合い、前を向こうとする姿。
その過程で交わされる何気ない会話や、言葉にしきれない感情が、物語に確かな重みを与えています。
「特別なヒーロー」ではなく、ごく普通の家族。
だからこそ、スクリーンの向こうに“自分たち”を重ねてしまう。
実話ベースならではの説得力が、静かに胸に迫ります
キャッチコピーは、「家族の愛は、命の先へ届いていく」
今回は、映画「ディア・ファミリー」についてレビューしたいと思います。
製作年:2024年
時間:116分
監督:月川翔
出演者:大泉洋、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽、満島真之介、有村架純等
1)映画「ディア・ファミリー」のあらすじ
まずは、映画「ディア・ファミリー」のあらすじをご紹介しますね。
ネタバレはありませんのでご安心ください。
愛知県のビニール樹脂加工会社の2代目社長、坪井宣政(大泉洋)は、決してあきらめない不屈の男。
生まれつき心臓の悪い次女の佳美(福本莉子)が、三尖弁閉鎖症という難病だと医師に伝えられショックを受けます。
そして、佳美の寿命は、10年と告げられるのでした。
宣政は、日本中、世界の病院を回り手術してくれるように頼みますが、どの病院にも断られてしまいます。
妻の陽子(菅野美穂)も一緒に学び、人工心臓がまだ日本では研究段階にあることを知り、宣政と洋子は、手術用にためたお金を実現可能な研究機関に寄付することを決めます。
「何もやらない10年より、やってみる10年に価値がある」と2人は考えたからです。
2人は、東京都市医科大学の日本心臓研究所に行きましたが、石黒教授に「20年前、アメリカで人工心臓が実用化されたが、最初の生存時間は1.5時間、しかも犬で。そして、クリーブランドでは、子牛で152日間生存した」と言われ、「話にならん」と怒って出てきてしまいました。
宣政は、あちこちの研究施設に連絡しまくりますが、なかなか見つかりません。
そして、宣政は、「お父さんが人工心臓を作る!」と言い出しました。
反対するかと思っていた妻の陽子が、「何でそんなこと思いつかなかったんでしょう!」と感心し、その時、家族全員が一つになった瞬間でした。
宣政は、再び日本心臓研究所の石黒教授に会いに行き、必死に学ばせてもらうことを頼み込み、教授は根負けし、「人工心臓は、医学だけではできない、工学分野の視点も必要だ」と言い、研究室へ案内してくれました。
宣政は、専門用語がわからないため、東大の授業に無断出席して、学んでいました。
ある日、桜田という学生と知り合い、「僕は今、日本で一番人工心臓を作りたい男なんです」と言うと、桜田は、「人工心臓はできると思うが、30年はかかると思う」と言います。
すると、宣政は、「じゃあ、3倍努力すれば10年でできるんだ!」と意欲を示すのでした。
宣政は、大金をはたいて、人工血管の製作装置を町工場に頼んで作ってもらいました。
研究員たちは、真空乾燥機があることにも驚き、宣政への熱心さ、ひたむきさに信頼を寄せていきます。
資金繰りに四苦八苦しながらもも研究は進み、宣政は、「愛知メディカルプロダクツ」を設立。
人工心臓の製作が着々と進み、アメリカでは、人間が150日間生きたというニュースを聞いて、よりいっそう希望が持てていた矢先、石黒教授から「人口心臓を移植した患者が、170日間で死亡しました。その間、何度も人工心臓を交換し、苦しい思いをしたため、最期は自らで人工心臓を止めたそうです。」と言われました。
そして、人工心臓への非難が高まり、研究は続けるが実用化はできないと石黒教授は宣政に伝えました。
自宅で、陽子が「今までかかったお金は8億」と言うと、宣政は、これからかかる金額は1000億超えるとうなだれるのでした。
そんな時でも陽子は、宣政に言います。
「それで、これからどうする?」と。
宣政は、次女佳美のためにどこまで進むことができるのでしょうか?
この実話は、最後まで感動をあなたに捧げることになるでしょう。
続きは、ぜひ作品をご覧ください。
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2)映画「ディア・ファミリー」の感想
次に、映画「ディア・ファミリー」の感想をお伝えしますね。
医学知識ゼロの町工場の社長が、「娘のために人口心臓を作る!」と家族に断言した時は驚きました。
そして、さらに驚いたのは、妻の陽子が「そういう手があったわね、なぜ気が付かなかったんだろう!」というセリフです。
とにかく家族全員のポジティブさに感動しました。
人工心臓を作って、次女を助けるというところまではいきませんでしたが、その知識を人助けに活かしてほしいという次女から父への夢が実現したところに、本当に強い絆愛を見ました。
そして、そのIABPバルーンカテーテルが、17万人の命を救い、現在も続いているという大偉業を成し遂げたにもかかわらず、宣政は、自分の娘を助けられなかったことに大きな傷を持ち、自分は褒められる人材ではないと言っています。
石黒教授の立場になると、新しいことに対してかなり慎重になるのもわかりますが、権限のある人にはもう少しチャレンジ精神を持ってもらわないと、医学の進歩は遅れる一方だと思いました。
日々、病気で苦しむ人たちを救えるのは医師だけではなく、「助けよう!」と思う人たちの強い思いと強力がなければ実現できないと思います。
ここに出てきた若い医師たちも素晴らしかったですね。
「人の命を救うために医師になった」と口々に言うシーンは、感動します。
また、町工場で支えてきた社員の方たちにも脱帽です。
最初、人工心臓の実現に悲観的だった医師(松村北斗)が、後半IABPバルーンカテーテルの研究で宣政と手を取り合い、実現化へ向けて邁進していくシーンを見て、いろいろな考えの医師がいるけど、根本的な部分は変わらない気持ちがあるんだと強く思いました。
一つ不思議に思ったのは、最初1つの大学で臨床を断られた場合、普通は他の大学に頼み込めばいいんじゃないかと思うのですが、業界ではそれは暗黙の了解でできないんですね。
この変なルール、今でもあるなら無くした方が世のため人のためになると思うのですが。。
この映画は、ぜひ多くの人に見ていただきたいです。
一見、不可能だろうと思われたことをあの手この手で考えながら、やり通した社長と彼を支えた家族の愛の絆をみたら、感動しない人はいないと思います。
「じゃあ、次はどうする?」
この坪井一家で合言葉のように言われている言葉には、行き止まりなんかないよと私たちに希望と勇気を与えてくれます。
『ディア・ファミリー』は、
文章で読むよりも映像で観た方が何倍も胸に刺さります。
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・なぜ心に残るのか|3つの理由
① 家族のあきらめない力
娘が難病で余命迄宣告されているのに、決してあきらめない父の姿と家族の支え。
② 実話がもつ圧倒的な重み
この作品は、実話を元に描かれています。
そして、父親が作った医療機器が今でも多くの人の命を救っているというとてもドラマチックな展開でありな がら、「実際のお話」というところに大きな説得力があります。
③ 医師たちの希望とネットワーク
医学の知識のない父親が多いに助けられたのは、若い医師たちの支えや人を助けたいという気持ち。
一緒に研究を続けてきた若い医師たちが全国・世界で働くことになっても、ネットワークを途切れさすことなく人を助けるためのつながりを維持していくところに、「一人ではない」ということを教えてくれます。
・こんな人におすすめ
・実話に基づくヒューマンドラマが好き
・家族をテーマにした作品に弱い
・泣けるけど前向きになれる作品が好き
・観終わった後、しばらく余韻に浸りたい
3)映画「ディア・ファミリー」の予告編
次に、映画「ディア・ファミリー」の予告編をご紹介しますね。
4)映画「ディア・ファミリー」の評価・口コミ
次井、映画「ディア・ファミリー」の評価・口コミをご紹介しますね。
2024年の映画「ディア・ファミリー」鑑賞。
— なぽ (@napo0221) February 12, 2026
心臓を患っている娘のために人生を捧げたパパの物語。
ゲーム友だちに教えてもらった映画なんだけどエグい泣いた。ちょっとそこの涙活の足りていないあなた!ご覧よ!デトックスできるよ pic.twitter.com/nLwhGoMgxI
『ディア・ファミリー』鑑賞。
— 洋タルト (@XXVmdvAbBdghi0T) February 17, 2026
「私の命は、もう大丈夫だから」。
これにつきる。
医療素人の父親が、心臓の弱い娘のために10年までに人工心臓を作ろうと奔走する余命もの。
ただ、娘の命に懸命に向き合った父に向けられたこのセリフで、2つ目の希望が生まれる構図は面白い。
🎥ランクB+ pic.twitter.com/7Nn8P4yC4R
父のあきらめない姿勢と、支える家族、そして医師たちの力に心を動かされた方は、ぜひご自宅でゆっくり鑑賞してみてください。
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5)まとめ
いかがでしたか?
映画「ディア・ファミリー」のあらすじと感想をご紹介しました。
『ディア・ファミリー』が心に残るのは、父の「あきらめない」という強い意志が物語の軸にあるからだと思います。
どれほど厳しい現実を突きつけられても、可能性がわずかでも、できる限り前を向こうとする姿。
その背中には、不器用ながらも揺るがない愛情がありました。
けれど、この物語は決して一人の英雄譚ではありません。
父を支える家族の存在があってこそ、その歩みは続いていきます。
不安や葛藤を抱えながらも、そばに立ち続けることを選ぶ家族。
強さだけではなく、弱さも含めて支え合う姿が、胸に静かに迫ります。
そして、医師たちの存在も忘れてはならないでしょう。
簡単には答えの出ない状況の中で、目の前の命と真摯に向き合い続ける姿勢。
希望と現実のはざまで葛藤しながらも、専門家として、人として、最善を尽くそうとする姿が物語に確かな重みを与えています。
父のあきらめない心、支え続ける家族、そして寄り添う医師たち。
それぞれの立場で尽くされた小さな選択の積み重ねが、やがて大きな光へとつながっていく。
『ディア・ファミリー』は、奇跡そのものよりも、奇跡を信じ続ける人の思いを描いた作品なのかもしれません。観終わったあと、胸に残るのは派手な感動ではなく、「人を思う力」の尊さ。その静かな余韻が、長く心に残る一作です。


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