こんにちは、
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。
私は、韓国映画やドラマが大好きです。
イ・ビョンホンは、韓国ドラマ「オール・イン」でとてもステキな俳優さんだなぁって思っていました。
映画では、ハリウッド映画の「G.I.ジョー」のストームシャドーがかっこ良すぎました!
あと、「悪魔を見た」「インサイダーズ/内部者たち」等、スリラーや韓国ノワールのジャンルでも楽しませてくれました。
今回は、どんな役でもステキになってしまう、イン・ビョンホンのおすすめ映画10選をご紹介したいと思います。
御興味ある作品がありましたら、ぜひご覧くださいね。
イ・ビョンホンってどんな人?
まずは、イ・ビョンホンってどんな人なのかをご紹介しますね。
生年月日:1970年7月12日
出生地:大韓民国
ご両親:実業家の父親のもとで裕福に育ったイ・ビョンホンですが、その最愛の父親が他界。その後は、母親を扶養に入れがんばったそうです。
姉妹:妹のイ・ウニ(モデルやタレントで活動中です)
配偶者:イ・ミンジョン(女優)2013年にご結婚♪
子供:長男(2015年)、長女(2023年)
イ・ビョンホンは、1995年、かつての財閥系大企業の大宇グループの前会長の養子になっているんです。
交通事故で亡くした前会長の息子さんが、イ・ビョンホンにそっくりだったようで、養子の申し入れをしたそうです。
彼は、快く受けれ入れたとのことですが、人の縁ってわからないものですね。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「JSA」
まずは、日本でもヒットした「JSA」をご紹介しますね。
製作年:2000年
時間:110分
監督:パク・チャヌク
出演者:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イ・ヨンエ、キム・テウ、シン・ハギュン
見どころ:韓国、北朝鮮の軍事境界線である共同警備区域(JSA)で起こった射殺事件。そして、その事件が起こるまでに育まれた4人の兵士の友情が描かれています。
この映画で、ソン・ガンホが大鐘賞で主演男優賞を受賞。
「シュリ」で主役を務めたソン・ガンホと若かりし甘いマスクのビョンホンの圧倒的な演技力を見せつけてくれます。
一言感想:当たり前ですが、ビョンホンもガンホも若い!
2人とも大好きな俳優さんなので、この作品たまに観るのですが、北や南の違いも一緒に語り合っていくことで友情が生まれるのは自然のことかもしれませんよね。
でも、実際のところ、韓国の退役軍人の話では、南北の兵士が仲良くなるなんて本来ありえないとのこと。
と言いつつ、フェンス越しで大声で話していたり、パトロール中に煙草を交換したりって話もあるようです。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「インサイダーズ/内部者たち」
次にサスペンス映画「インサイダーズ/内部者たち」をご紹介しますね。
製作年:2015年
時間:130分
監督:ウ・ミンホ
出演者:イ・ビョンホン、チョ・スンウ、ペク・ユンシク、イ・ギョンヨン、キム・ホンパ、チョ・ジェユン等
見どころ:映画「マラソン」で知的障害者役を演じ、大鐘賞で主演男優賞を受賞したチョ・スンウ、映画「必ず捕まえる」のペク・ユンシクとイ・ビョンホンの3人の命をかけた騙し合いを描いたサスペンスアクション。
ビョンホンは、この作品の脚本を読んで即決で出演を決めたというほどの面白い映画なんですって。
実際、この映画は、第53回大鐘賞で最優秀作品賞を受賞しています。
一言感想:何といっても二転三転するストーリ展開や鬼気迫る俳優陣の素晴らしい演技力に引き込まれました。
イ・ビョンホンは、どんな役でもこなしてしまうカメレオン俳優ですよね。
チンピラと検事がタッグ組んで政治家に復讐しようとしても、やはり権力の力は最強だなぁ。
作品を見ごたえあるものにしてくれたウ・ミンホ監督は、この後「KCIA南山の部長たち」でビョンホンとタッグ組んでいます。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「悪魔を見た」
次に、リベンジものサスペンス「悪魔を見た」をご紹介しますね。
製作年:2010年
時間:144分
監督:キム・ジウン
出演者:イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、オ・サナ、チョン・グックァン等
見どころ:連続殺人鬼に自分の婚約者が殺された国家情報院捜査官が復讐開始。
簡単に捕まえるだけではなく、痛めつけて死ぬ寸前で逃がし、また追い詰めて痛めつけるという残忍な方法で復讐をしていく主人公の姿は、もはや本当の「鬼」?
殺人鬼役は、「オールド・ボーイ」での怪演が話題となったチェ・ミンシク。
この2大俳優の演技のぶつかり合いは、一番の見どころだと思います。
一言感想:上手い役者は、目で演技するといいますがまさにビョンホンとミンシクの眼力演技合戦と言ったところでしょうか。
眼力だけではなく、ヘヴィーなアクションも散りばめられ、目が離せないシーンばかり。
こんなに恐ろしくグロイシーンが多い作品にもかかわらず、イ・ビョンホンが出ているということで観ましたが、さすが韓国映画というかんじです。
韓国は、中毒性というか観る者を引き込ませる作品を作るのが実にうまいですね。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「天命の城」
次に、歴史大作「天命の城」をご紹介しますね。
製作年:2017年
時間:139分
監督:ファン・ドンヒョク
出演者:イ・ビョンホン、キム・ユンソク、パク・ヘイル、コ・ス、パク・ヒスン等
見どころ:これは実話ベースの話で、1636年、1万3千人の朝鮮が12万の清軍に対抗(丙子の乱)した47日間の戦いを描いています。
朝鮮の中では、和平を望む者と徹底抗戦を望む者に分かれ、ぶつかり合いが描かれます。
この作品で坂本龍一が初めて韓国映画のテーマを手掛け話題となりました。
第55回大鐘賞(2018)で、音楽賞と撮影賞の2部門受賞しています。
一言感想:派手な戦いというよりも内部の意見の違う考え方を持つ人たちの闘いが見ごたえたっぷりに描かれています。
対立する2人は、イ・ビョンホンとキム・ユンソク。
その意見を聞いて回答を出せずに優柔不断な国王(パク・ヘイル)。
折れてでも生き続けるべきかプライドを持ち闘い続けるべきか?
正反対の意見に決着をつけるのは難しいなと感じました。
籠城するにも兵量不足、寒さ、飢えなど生きるための日々の生活が十分でないと限界が生じてきます。
根性やプライドだけでは済まない事情があからさまに描かれているところは、リアリティがあり勉強になりました。
鍛冶屋を演じたコ・スは相変わらずかっこ良いです。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「非常宣言」
次に、バイオテロを描いたパニックスリラー「非常宣言」をご紹介しますね。
製作年:2022年
時間:141分
監督:ハン・ジェリム
出演者:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘイル等
見どころ:ハワイ行きの飛行機内でバイオテロ発生。
副操縦士は、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常宣言」を発動します。
「パラサイト半地下の家族」で世界的俳優になったソン・ガンホ、我らがイ・ビョンホン、「クローゼット」のキム・ナムギル、ドラマ「ミセン」で真面目な社会人を演じたイム・シワン等韓国のトップスター勢ぞろい!
この作品の詳細は、下記の記事をご覧くださいね👇
映画「非常宣言」のあらすじと感想【映画館でしか味わえない臨場感がここにある】
一言感想:この映画は映画館へ観に行きました。。
こういうパニック映画は映画館の大きいスクリーンで観た方が迫力ありますね。
空と地上でビョンホンとソ・ガンホ含めた多くの人たちが協力し合い、懸命に走り回るシーンはとても感動しました。
ラスト近い一人一人がカメラに向かって愛する人たちへメッセージを残すシーンは、涙なしでは見られません。
日本の威嚇射撃の場面は、「おいおい、日本はもう少し理解あるよ」と言いたかったですが、全般的にワクワクドキドキしながら観ることができたので、良しとしましょう♪
イ・ビョンホンのおすすめ映画「KCIA南山の部長たち」
次に、大統領暗殺の実録サスペンス「KCIA南山の部長たち」をご紹介しますね。
製作年:2019年
時間:114分
監督:ウ・ミンホ
出演者:イ・ビョンホン、イ・ソンミン、クァク・ドウォン、イ・ヒジュン、キム・・ソジン等
見どころ:1979年、韓国の卜正煕大統領暗殺事件をモチーフにした政治サスペンス映画です。
国の機関でもある中央情報部(KCIA)のキム部長(ビョンホン)が、なぜ暗殺されたのか?
作品は暗殺の40日前から描かれています。
一言感想:今回のビョンホンは、一見地味なサラリーマンって感じなんですが、内に秘める国への想いが言葉少ない中にも表情などで現れているところが、「すごい演技力だな」と感じました。
そして、傲慢になってしまった大統領に対する哀しみが最後爆発してしまうところは、それまでの苦悩してきたものが吐き出されたって感じです。
静かに地味にストーリーは動いていくのですが、とてもスリリングで見飽きることはありません。
ビョンホンだけではなく、韓国映画やドラマでお馴染みのイ・ソンミン、高評価の映画「コクソン」で主役を務めたクァク・ドウォンなど、ベテラン俳優が作品を重厚なものにしていました。
ラストの本物のキム部長のセリフも心に残りました。
あと、キム部長の作っていたマッサ「マッコリとサイダー」がとてもおいしそうでした。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「甘い生活」
次に、ビョンホンの代表作ともいえる映画「甘い生活」をご紹介しますね。
製作年:2004年
時間:120分
監督:キム・ジウン
出演者:イ・ビョンホン、キム・ヨンチョル、シン・ミナ、ファン・ジョンミン、チン・グ等
見どころ:ソウルの高級ホテルのマネージャーであるソヌ(イ・ビョンホン)は、裏社会のボス、カン社長から大きな信頼を得ていました。
社長は、自分の愛人が浮気しているのではと疑い、ソヌに調べさせ、もし浮気していたら殺せと命じられたのですが・・・。
監督は、「反則王」「箪笥」のキム・ジウン。
バイオレンスシーンの多いノワール映画ですが、純愛も兼ねた血まみれのラブストーリーとも言われています。
ちなみに、ビョンホンが任されていたラウンジの名前「la dolce vita」は、イタリア語で「甘い人生」という意味だそうです。
一言感想:とにかく、若かりしビョンホンがすっごくカッコよく描かれています。
そして、食べるシーンが意外と多く、ビョンホンはとてもおいしそうに食べていましたね。
最初に出てくるチョコレートケーキとてもおいしそうでした。
終始クールな表情で、笑顔はほぼなかったので、ボスの言いつけは絶対という感じだったのですが、どうして言いつけを守らなかったのか(そうしなきゃ物語にはならないんですけどね)?
きっとその時には、すでに恋に落ちてしまっていたのかもしれませんね。
最初の場面で、弟子が師匠に質問した内容は、いろいろと考えさせられました。
下記に明記しときました。
ある春の日、
風に揺れる枝を見て、弟子が訪ねた。
「師匠、動いているのは枝ですか、風ですか?」
師匠は笑って言った。
「動いているのは、枝でも風でもない、お前の心だ」
完璧に生きてきたと自負していたソヌの心に揺れが生じた時、それは思わぬ方向へ転がっていくのを暗示していたのでしょうか?
あと、映画の中で流れる音楽がとても心地良く感動しました。
私は、映画を好きになるポイントで音楽は欠かせない一つだと思っています。
この映画には、ビョンホンの一番かカッコよい要素が詰まっているような気がします。
ぜひ、まだ見ていない方はご覧ください。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「MASTER/マスター」
次に、巨額金融詐欺事件を元にしたクライムアクション「MASTER/マスター」をご紹介しますね。
製作年:2016年
時間:143分
監督:チョ・ウィソク
出演者:イ・ビョンホン、カンドンウォン、キム・ウビン、オ・ダルス、オム・ジウォン等
見どころ:極悪な詐欺師にビョンホンが挑みます。
韓国の犯罪史上最大の金融投資詐欺事件「チョ・ヒパル詐欺事件」をモチーフにしたクライムアクション。
市民から巻き上げた金を持ち逃げした投資会社会長(イ・ビョンホン)とその部下である天才ハッカー、それを追うイケメン刑事(カン・ドンウォン)の攻防戦が見ものです。
一言感想:まずは、ビョンホンの金髪に目が行ってしまいました。
そして、思い切り悪役を演じていたビョンホンのカッコよさに加え、悪を追う刑事役のカン・ドンウォンも良い!
そして、天才ハッカー役のキム・ウビンも大きな役割を果たしていて、ストーリー全体がスピーディで本当に目が離せない。
騙し騙されの展開は映画ではよくありますが、差がつくのはやはり役者の演技力と脚本と演出ではないでしょうか?
韓国映画のクォリティの高さを日に日に感じています。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「王になった男」
次に、イ・ビョンホンが一人二役に挑んだ時代劇「王になった男」をご紹介しますね。
製作年:2012年
時間:131分
監督:チュ・チャンミン
出演者:イ・ビョンホン、リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チャン・グァン、キム・イングォン等
見どころ:ビョンホンが初の一人二役に挑んだ時代劇。
朝鮮王朝の王・光海君は、かつては民に慕われていましたが、いつしか敵の暗殺におびえるようになり、徐々に暴君と化していく。
そして、しまいには自分と似た男を影武者として雇うことにしたのです。
この作品は、大鐘賞で史上最多の15部門受賞、韓国で大ヒットを記録。
一言感想:片や暴君、片や道化師と性格の違ったビョンホンを2人観れるだなんて何てお得なんでしょう!
貧しい民の生活を知るハソンが、影武者になることで政治の世界をのぞくことができ、おかしなことに気づき始め、発言していくシーンはとても嬉しく感じました。
2人の違う性格をビョンホンは見事に使い分け、別々の人間として演じきったのは、さすがですね。
時代劇は歴史背景など知らないと難しいのかなと思っていましたが、全く心配いりませんでした。
とても分かりやすくどんどん話に入り込んでいくことができました。
イ・ビョンホンのおすすめ映画「白頭山大噴火」
次に、ディザスターアクション映画「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」をご紹介しますね。
製作年:2019年
時間:128分
監督:イ・へジュン、キム・ビョンソ
出演者:イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、ペ・スジ等
見どころ:韓国の白頭山(ペクトゥサン)が大噴火するディザスター映画。
各地で大地震が起こり、ビルが倒壊し、街はパニック状態。
新たな大噴火を回避する為、韓国特殊部隊が極秘作戦を遂行する。
意外にもビョンホンとハ・ジョンウはこの作品が初共演だそうです。
他にもマ・ドンソク、チョン・ヘジンなど豪華キャスト集結。
この映画で、ビョンホンは、第56回大鐘賞映画祭で、主演男優賞を受賞!
一言感想:ビョンホンとハ・ジョンウのユーモラスなやり取りが楽しい。
我らがドンソク兄貴が、軍ではなく学者役っていうのも良いですね。
大噴火を止めるために、火山の地下に核爆弾を仕掛けて、マグマの圧力を抜いて噴火を防ぐという作戦なのですが、その核は北朝鮮から盗むという何とも荒唐無稽な作戦。
でも、時間を感じさせないほど見入ってしまったということは、それだけ引き込む脚本、ストーリー展開が素晴らしかったってことですよね。
まとめ
いかがでしたか?
イ・ビョンホンのおすすめ映画10選をご紹介しました。
ご紹介した作品以外でも、「密偵」「マグニフィセント・セブン」等見ごたえある映画にたくさん出演しています。
今年は、1月に「コンクリート・ユートピア」という大災害で荒廃した韓国を舞台にしたサバイバルスリラーが公開されています。
イ・ビョンホンは、どんな作品でも演技力に定評があり、ある監督に「彼は、表情ですべてを表現してくれた」と言わしめています。
これからも、イ・ビョンホンの出演している映画やドラマには目が離せませんね。
また、面白い作品に出会ったら、皆さんにご紹介しますね。
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